202012/22
木製ガレージドアのメンテナンス塗装
既存塗膜との相性を見極めた木材保護塗料の選定
イタリア・シルベロックス社製の高級木製ガレージドアのメンテナンス工事をご依頼いただき、2日間にわたり施工を行っております。
今回のガレージドアには、ヨットや船舶にも使用される耐久性に優れたアフリカ産「オクメ」の12mm厚無垢材が採用されています。
新築時には油性の浸透型木材保護塗料で仕上げられていたため、まず既存塗膜の状態を丁寧に確認し、塗料との相性を考慮した結果、シッケンズ セトールHLSeによる再塗装をご提案いたしました。
初日は全面をサンドペーパーで研磨したところ、紫外線や風雨による経年劣化で既存塗膜の大部分が除去され、無垢材本来の素地が現れました。
そのため、吸い込みムラを抑えながら塗料を均一に浸透させることができ、木材の呼吸を妨げない透湿性のある保護塗膜を形成することができました。
シッケンズ セトールHLSeは、浸透型木材保護塗料の代表的な製品で、木目を美しく活かしながら、上品な艶を持つ自然な仕上がりが特徴です。
木材保護塗料には、キシラデコール、シッケンズ、ノンロットなどの合成樹脂系塗料や、ガードラックアクアなどの水性塗料、さらにオスモカラーやプラネットジャパン「ウッドコート」など植物油脂を主成分とした自然塗料まで、さまざまな種類があります。
これらに共通しているのは、木目を隠す造膜型塗料ではなく、木材内部へ浸透しながら木の質感を活かす「浸透型着色仕上げ」であることです。
弊社では、既存塗膜が残っている場合には塗料同士の相性を最優先に考え、最も適した木材保護塗料を選定しております。
一方、今回のように既存塗膜がほぼ除去され、新しい塗料との相性を気にする必要がない場合には、耐久性・安全性・メンテナンス性に優れたプラネットジャパン「ウッドコート」やオスモカラー「ウッドステインプロテクター」をご提案しております。
木製ガレージドアやウッドデッキなどの屋外木部は、塗料の性能だけでなく、既存塗膜との相性を見極めることが、美しい仕上がりと長寿命につながる重要なポイントです。弊社では木材の状態を丁寧に診断し、最適な塗装仕様をご提案しております。











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