201910/05
打放しコンクリート再生
肌調整
全ての塗装工程におけるもっとも重要な工程が下地処理です。
打放しコンクリートの特徴的な下地処理において新築時の打設不良のジャンカや経年劣化における肌荒れの調整があります。
セメント系フィラーだけでは補修跡が目立ってしまうため、ホワイトセメントを調合しながら凹凸面を平らにしてまいります。
適切な下地処理が、これから行われる塗装工程で適正な塗膜がつくられることにつながります。
201910/05
全ての塗装工程におけるもっとも重要な工程が下地処理です。
打放しコンクリートの特徴的な下地処理において新築時の打設不良のジャンカや経年劣化における肌荒れの調整があります。
セメント系フィラーだけでは補修跡が目立ってしまうため、ホワイトセメントを調合しながら凹凸面を平らにしてまいります。
適切な下地処理が、これから行われる塗装工程で適正な塗膜がつくられることにつながります。
201906/21
1982年、東京都北区西ヶ原、飛鳥山公園内になるかつて渋沢栄一が住んでいた渋沢栄一邸跡地に建てられた渋沢史料館。
この度、清水建設様陣頭指揮における渋沢史料館本館の全面改修工事において塗装工事を担当させて頂くこととなりました。
当社の担当は、外装の打放しコンクリート再生と内部のインテリアペイント仕上げとなります。
本日は準備に向けて展示室天井の試験塗装を行わせて頂いております。
周到なる準備を整え、他業者様との緻密なる連携の下、史料館の再生と維持のため全力を尽くしてまいります。
201906/05
ランデックスコートFC特殊工法による打ち放しコンクリート再生塗装が完成いたしました。
ランデックスコートWS疎水材は、主成分が、シロキサン結合を有する変性無機硅酸質系バインダーと特殊なシリコン基とを組合せたハイブリッド系疎水剤です。
コンクリート内部に浸透し防水層を形成する機能と、100μ(1/10mm)の厚さで、細かい凹凸塗膜を形成することで、雨水を水玉状にし、撥水させる効果があり、さらに塗膜が経年することで、凹凸がさらに複雑になることで、撥水効果が継続する仕組となっている塗料です。
コンクリート面にこの撥水と防水機能を加え、FCコートとパターン液によって新築時の打ち放しコンクリートの意匠を再現したのがFC特殊工法です。
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201905/09
打ち放しコンクリートの意匠を施したのち、最後にもう一度WS疎水材疎水材を塗装し、FC特殊工法の仕上となります。
尚、当社による、打ち放しコンクリート再生工法は、下記の単価にて施工させて頂いております。
条件:300㎡以上 養生・足場は別途
●高圧洗浄@200~250/㎡
藻やカビが発生している場合は高圧洗浄で水圧だけで汚れを落とそうとしますと肌が荒れてしまうので、薬品洗浄が必要となり、
●薬品洗浄@600~700/㎡
ジャンカやクラックは建物によって割合や劣化の度合いが異なりますので、一律に単価を設定することができません。ゆえに、それぞれの建物に応じて
●下地補修@状況による/式
塗装工程の単価はおおよそ下記の通りとなります。
●プライマー@1000/㎡
●WS疎水材@1300/回/㎡
●FCコート@1200/回/㎡
●パターン付@1200/㎡
お見積は無料にて対応させて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
201905/08
打ち放しコンクリート再生工法において、意匠的な要になるのが、「パターン付け」と呼ばれる、コンクリートパターンの再生です。
ジャンカやクラックなどの下地補修の後、下塗り材でコンクリートに撥水機能を持たせ、更に上塗り材であるWS疎水材でロータス効果を持たせたのち、高圧洗浄と薬品洗浄でも落としきれない汚れやパターンをFCコートで覆います。
そして、ようやくデザインの要であるパターン液の色を調整しながら自然な風合いのコンクリートパターンの再生工程へと進みます。
さて、このパターン付けにおいて使用される道具ですが、塗料メーカーや商社でも様々な種類のパターン再生用の道具を販売しておりますが、どうしても人工的なスタンプを押しているように見えてしまうため、当社では一つひとつの建物に合わせ、スポンジの選定からはじまり、適当なサイズに裁断、凹凸加工を行っております。
また、コンクリートパターンにもコントラストの強弱などの様々なパターンがありますので、お施主様や設計士と打ち合わせしながら、ご要望のパターンを再生していきます。
建物一つひとつ、お施主様の一人ひとりの多様なるご要望にお応えできてこそ、自社職人の塗装専門店としての存在意義があると考えているからです。
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