202404/18
【シーリング】の記事
202401/18
ALC目地
シーリング増し打ち
画像は、板橋の現場におけるALCの板間目地のシーリング処理の様子です。
外壁にALCパネルが使用されている場合、目地にはシーリング材がうたれています。
経年による紫外線劣化というより、地震などの揺れの緩衝材となっている部分なので、10年以上経つとシーリング材も弾力性がなくなり、亀裂ができてしまうことが多いです。
亀裂が貫通している場合、風向きによってその面に雨が吹き付けるような場合に限り、雨漏りしてしまう場合、この亀裂が原因である可能性が高いです。
実はこちらの現場も、雨漏りをしてといるう話をお伺いしていましたので、確認したところ、明らかに貫通したひび割れを確認することができました。
塗料との密着を考慮し、全てノンブリードのウレタンシーリングで打たせて頂いております。
202105/24
オートンイクシード
シーリング打ち替え
只今豊島区目白にて外装改修工事の進行中です。
1回部塗んの外装材は窯業系サイディング、2階部分はガルバリウム鋼板の波板です。
サッシとの取り合いやサイディングの目地のシーリングは経年劣化によって防水機能を果たしていませんので新しいシーリング材で打ち変えています。
シーリングは耐久性9030のサイディングシーラントでも有名なオート化学最上級のオートンイクシード仕様です。
201905/14
オートンイクシード
外壁がサイディングパネルの場合、最も重要な工程は、目地と窓廻りのシーリング工事と言えます。
シーリング材はパネル間からの雨水の浸入を防ぎ、揺れを緩和するゴム状の部分です。
特に新築時で使用されるシーリングは高耐久なものは少ないので、紫外線に当たることで経年劣化を起こし、10年くらいで硬直化しひび割れが発生することが多いです。
このシーリング部分の改修には、既存のシーリングの上から新規のシーリングを打つ「打ち増し」と既存のシーリングを撤去し、新規のシーリングを充填する「打ち替え」があります。
シーリング材は「厚み」が確保されて初めて、伸縮機能を発揮し、防水と揺れの緩和、耐久性、耐候性という機能を発揮できますので、可能な限り経年劣化し硬直したシーリング材を撤去し、新しいシーリング材に「打ち替え」して厚みを確保することが大切と言えます。
さて、シーリングの基本的な役割と詳細なメンテナンス法についてはまた別に機会に触れさせて頂くとして、このシーリング材にも様々な種類がありますが、サイディングの目地と窓廻りにはウレタンか変成シリコンシーリングに限られます。
そして、当社で最もお勧めしているのがここでご紹介させて頂くのが、オートンイクシードです。
塗装工事の場合、高い材料を使用しても安い材料を使用しても、同じように施工費が掛かり、職人による施工費が7割から8割に対し、材料費は2割から3割です。
店舗などの定期的な衣装替えとは異なり、工事費を安くするために、全体の3割に満たない材料費の削り、耐久年数を下げてしまうのは、結果的にはお住まいの寿命に対するランニングコストが高くなってしまうので、お施主様にとっては損失になってしまうと考えております。
特に外壁がサイディングの場合、シーリング工事が要となりますので、外壁や屋根の高耐久高機能の塗装仕様よりシーリング材の打ち替えの高耐久仕様を第一義としてお勧めしています。
201804/07
へーベルハウスの下地処理
目地の増し打ち
画像は大手ハウスメーカーのヘーベルハウス様で建てられた建物の改修工事の様子です。
ヘーベルハウスの3階建ては耐久年数60年ともいわれる重量鉄骨(重鉄)ラーメン構造で、現在は重鉄制振ラーメン構造が採用され、外装材には、内部に気泡を持ち、軽量で火に強く、断熱性の高いALCコンクリートの、所謂へーベル版が使用された非常に技術水準の高い建物です。
構造も外装材も非常に耐久性が高いのですが、サッシとへーベル版との取り合い、へーベル版同士の取り合いは、最も負担がかかり、建物の揺れに対し伸縮を繰り返し、かつ薄い塗膜だけで保護されているシーリング材なので、最も弱い部分とも言えます。
第一回目の改修時は、サッシ廻りと板間目地のシーリング部を補強のために増し打ちするのが基本です。
そして、材料は出来る限り耐久性の高く、かつ後の塗装工程で塗料と相性の良いものを選ぶことが大切です。
ここでは、ウレタンシーリングでありながら、塗装下地に留まらず、暴露面でも使用できる耐久性がある、オート化学の超耐シーラーTF2000を使用し、上塗り材のホワイト系に合わせ、白色を選定しております。