【外壁塗装】の記事

外壁塗装

グラナダフレッシュ

意匠性塗材塗替え用ハルス複合シリコン樹脂塗料

グラナダフレッシュ仕上

グラナダフレッシュ仕上

土壁風の陰影のできる仕上を生かす

土壁風の陰影のできる仕上を生かす

グラナダフレッシュ

和風住宅やデザイン住宅など、左官仕上のカキ落しやジョリパットのコテ仕上など、日の当たり具合で表情が変化する意匠性仕上の外壁があります。

この種類の仕上の場合、耐久性のみを考え、艶ありの塗料を塗ってしまうと、せっかくの意匠が損なわれてしまいますので注意が必要です。

グラナダフレッシュは、砂壁状や土壁状の凹凸模様に均一に塗料が入り込み、意匠を生かしつつ耐久性をアップする「艶消し塗料」です。

耐久性は主成分であるシリコン樹脂と同等で、塗料が紫外線に当たることで発生する劣化因子であるラジカルを制御する光安定剤のハルスが複合され、期待耐久年数は12~14年です。

砂壁状の凹凸に均一に入り込む性質から、既存塗膜がしっかりしている場合、シーラーなしで施工することができるため、2回塗りの工程数で仕上げることができることから、費用を抑えることができ、築年数の短い外壁の場合、費用対効果の高い塗料です。

グラナダフレッシュ

外壁塗装

フッ素樹脂塗料

ファイン4Fセラミック

フッ素樹脂塗料

塗膜が鏡面のようにシャープな風合

フッ素樹脂塗料

元素記号F、元素番号9、化合力が強く、ほとんどすべての元素と直接結びつくフッ素。

これは「ホタル石」の鉱石から発見され20世紀の大発明と言われ、まだまた未知なる可能性を秘めた元素です。

フッ素は非粘着性を活かしてフライパンの表面加工、耐薬品性を活かし化学プラントのパッキン、耐熱性を活かし自動車のブレーキパッドに使用され、これから特徴を生かし塗料に応用されたのがフッ素樹脂塗料となります。

さて、フッ素樹脂塗料と一口に言っても実は多くの種類があり、希釈材の分類により、水性フッ素、溶剤フッ素、塗膜になる過程における硬化反応の分類により、一液フッソ、2液フッソ、フッ素元素の結合の分類によって、3フッ化フッ素、4フッ化フッ素、無機フッ素ハイブリッドなどに分類され、各塗料メーカーによって多くの製品があります。

しかし、フッ素樹脂塗料と名前がついているものが全て高耐久だとは限りません。

残念ながら、名前はフッソでも非常に汚れやすかったり、カタログに表記されている耐久性よりも低いものもあったり、実際に使用し経過を観察している施工業者の間で評判が良かったり悪かったり様々です。

たとえ、フッ素樹脂塗料との名前は同じであっても、各メーカー共にフッ素樹脂の含有率までは公表してしていないので、どのメーカーのどのフッ素樹脂塗料がフッ素樹脂の含有率が多く、品質が良いのかは、自社が使用した現場の経過をみたり、他社様との情報交換によって得られることが多く、カタログの内容を鵜呑みにしてしまうのは非常に危険と言わざるを得ません。

このように数多くのフッ素樹脂塗料の中にあって、建築用、車両用の塗料開発に携わり、フッ素樹脂塗料だけでも多くの製品を市場に出しながら、自社製品の中のフッ素樹脂塗料の中でこれが最高峰ですと打ち出している製品は、メーカーが威信をかけた製品であるので、信用に値するパフォーマンスを持っていると考えられます。

さて、安田塗装が現場で使用させて頂き、経過をみるにカタログ通りのパフォーマンスが得られ、職人としても、施工業者としても自信を持ってお薦めできる塗料に日本ペイントのファイン4Fセラミックがあります。

溶剤系の2液、4フッ化フッ素樹脂塗料で、日本ペイント開発の最高峰のフッ素樹脂塗料です。

同様の2液4フッ化フッ素の塗料で安いものもありますが、たぶん、フッ素樹脂の含有率が違うと考えられます。

一つ残念なのは、良い塗料はフッ素樹脂の含有率が高く高級な顔料を使用しているので、相応に価格も高価になります。

ゆえに、提案させて頂いている内容をきちんと説明し理解して頂かないと、単に単価が高いだけと誤解されてしまいます。

画像は、昨年施工させて頂いたデザイナーズ住宅です。

ファイン4Fセラミックで仕上げさせて頂きました。

写真だけではもちろんのこと、5年後、10年後にならないと本当に良いのかどうかは証明されませんが、この度の施工に対する配慮と今までの実証から想定し、きっと期待に応えてくれるに違いありません。

見積価格が他社様より高くても、当社をご信頼下さり、ご用命くださいましたことに心より感謝申し上げます。

外壁塗装 屋根塗装

施工店の強み

外壁はナノコンポジットF

外壁はナノコンポジットF

屋根は水系パワーフロン

屋根は水系パワーフロン

こちらは、外壁はナノコンポジットF仕様、屋根は水系パワーフロン、付帯部は4Fフッソ、全てフッ素樹脂塗料仕様です。

ナノコンポジットの開発元である水谷ペイントさんは日本ペイントや関西ペイントなどのように総合塗料メーカーのような知名度はありませんが、建築塗料メーカーにおいては知る人ぞ知る技術力に定評のあるメーカー様です。

井上春成賞と工業技術賞W受賞

私たち、塗装施工店の強みは、お施主様の要望に直接触れ、特定のメーカーのしがらみに縛られことなく、あらゆるメーカーの塗料を現場で使用出来、サンシャインウェザーメーターのような装置ではなく、幾歳月の経過観察を自分の目で確かめ、お施主様の生の声を聴き、あらゆる塗料をによる仕上を公正に比較し、お施主様に的確な製品を提案できることです。

利害関係によって盲目的に特定のメーカーの製品をお薦めするではなく、常に塗料製品の正直なる判定者であり続けること、これこそが、塗装職人、塗装施工店の強みであり、使命であることを忘れることなく、お施主様に良い製品と誠実な施工をお届けさせて頂きます。

 

外壁塗装

新たなる人間関係

心より感謝

新たなる人間関係

全景

目地シーリング部拡大

目地シーリング部拡大

木目調サイディング

木目調サイディング

先日から幾度かご紹介させて頂いた外壁改修工事が完成いたしました。

外壁下地は150kg/㎠の高圧洗浄

窓廻りとサイディング目地はオートンイクシードによる打ち替え

1階木目調サイディングは無機系クリアー仕上

2.3階サイディングはマイクロキューブローラーによる水性シリコン仕上

全てが全て最も高い仕様ではありませんが、費用対効果のバランスの良い塗装仕様です。

完了後、ありがたいことに、ご主人とお嬢様がわざわざご来社下さり、

「きれいに仕上げてくれてありがとうござます」

との御礼のお言葉を頂くことができました。

私にも娘がいますので、なんとなく想像したのですが、娘さんとの買い物の帰りに、「お家きれいになったよね」等の会話となり、「一緒にお礼を言いに行こうよ」との話になったのかもしれません。

私の勝手な想像ですが…(笑)

たとえ細やかであたとしても、仕事を通し新たな温かな絆が築かれ、自身の存在意義を感じさせて頂いてることは、きっと自分自身の人生を目には見えない宝を増やしているように思えてなりません。

私たちはどこまでも、このような人間関係を大切にしていくことをあらためて決意させていただきました。

外壁塗装 道具

ローラーについて

マイクロファイバー製ローラー

ローラーについて

ローラーが外壁の凹凸に細かく対応します。

好川産業 マイクロキューブ

好川産業 マイクロキューブ

いつもは塗料や職人について触れさせていただくことが多いのですが、今日は道具について綴らせていただきます。

塗装の施工品質において職人の技術や塗料の品質も重要なのは当然ですが、使用する刷毛やローラーなどの道具においても施工品質が大きく左右されます。

品質の悪いローラーは塗料の含みが少なく、外壁の凹凸に対応することができず、飛散も多いのが特徴です。

このようなローラーで塗装すると、外壁の凹凸に対応できなないため、凹の部分の塗料が入らず庭訓的な平均的な塗膜厚が得られなかったり、適正な塗膜厚に満たないこともあります。

右上の画像は、上塗り2回目をマイクロファイバー製のローラーで塗装している様子ですが、画像をご覧頂くと、ローラーの形状が外壁の凹凸に対応している様子がご覧いただけると思います。

このローラーの特徴は、塗料の含みがよく、ローラーを転がした際に平均的の塗料を吐き出すため、外壁の凹凸に対し平均的な塗布量が得られること、また、ローラーの繊維が非常に細かいので美しい仕上がりが得られるのが特徴です。

相応の施工品質を保つには、「適正な技術を持った職人が、各部位の劣化状況に応じ、適正な材料と工程で、的確な道具をもって施工すること」と言えるでしょう。

施工品質に敏感な施工会社や職人は必ずと言っていいほど道具に対し敏感なので、専門業者の施工に対する思い入れを確認したい場合は、職人さんや塗料の種類だけでなく、使用するローラーの種類を確認することもよいかもしれません。

 

マイクロキューブ