サイディング

さあ!着工

お待ち頂き感謝申し上げます。

養生メッシュシート

養生メッシュシート

施工着手前

施工着手前

梅雨入り間もないころお問い合わせ頂き、お見積をご提出してすぐにご成約頂いたお客様の塗り替え工事に着手させて頂きました。

ご成約から着工まで約4カ月、多くの施工業者様を吟味する時間があるにも関わらず、早々にご用命を頂いたご厚意をしっかりと受け止め誠心誠意取り組ませて頂きます。

さて、塗り替え仕様は、

屋根は遮熱塗料のサーモアイSi(日本ペイント)

外壁は意匠性サイディングの意匠を生かすためピュアライドUVプロテクトクリアー(日本ペイント)

サイディング目地と窓廻りの打ち替えは、変成シリコーンのノンブリードの予定でしたが、数日前のシーリングメーカーでのデータや実験に参加させて頂いた結果を踏まえ、ネオウレタンポリマーのオートンサイディングシーラントに切り替え施工させて頂く予定です。

本日は、養生メッシュシート貼り、既存のシーリングを出来る限り撤去させて頂きます。

サイディング シーリング 塗料

オート化学視察

オート化学北茨城工場

シーリング材の引っ張りテスト

シーリング材の引っ張りテスト

オートンサイディングシーラント引っ張りテスト

オートンサイディングシーラント引っ張りテスト

他社シーリング材引っ張りテスト

他社シーリング材引っ張りテスト

屋外暴露試験場

屋外暴露試験場

本日、シーリングメーカーのオート化学北茨城工場にてシーリング材の勉強会に参加させて頂きました。

塗料でも言えることですが、例えば、シリコン樹脂塗料といっても、水性シリコンや2液反応硬化型の水性シリコン、一液溶剤シリコン、2液溶剤シリコンに分類され、メーカーによっても耐久性や低汚染性などが異なり、シリコン樹脂塗料だからと言って必ずしもウレタン樹脂塗料よりも耐久性が良いという訳ではなかったりもします。

例えば、多くの車両用の2液のウレタン樹脂塗料は、建築用のほとんどの水性シリコン樹脂塗料よりも高価で耐久性、耐候性ともに上回ります。

シーリング材にも全く同じようなことが言え、ネット上でもっともらしく発信されているブログやシーリング材について蘊蓄を語っているウェブサイトが必ずしも正しい情報を発信している訳ではなく、自分の目で確認しないと簡単に誤った情報に踊らされてしまう危険があることを実感させて頂きました。

その中でも、あらためて確認させて頂き良かったかなと思った点は、塗料の場合、多くは2液反応硬化型の方が1液のものよりも耐久性が優れているものが多いのに対し、シーリングの場合は、塗料ほど2成分系が1成分系よりも耐久性や耐j候性が優れているといえないものが多いという点や、塗料と同様、ウレタンシーリングが変成シリコーンのシーリングよりも耐久性が良いとは言い切れない点です。

さて、今回勉強会に参加させて頂き、本当に勉強になたのは、環境変化の激しい昨今、メーカー主催の勉強会や実験に参加させて頂くことで、何か分かった気になったりするのは大きな間違いであって、自社や自分自身を信頼して頂いたお施主様のお応えするべく、謙虚に学び続けることの大切さを思い出させて頂いた点です。

主催して頂きましたオート化学のスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。

> お薦め塗料と塗料選定についてはこちら

鉄部塗装

道具選び

施工品質を支える優れた工具

鉄部によくみられる発錆

鉄部によくみられる発錆

発錆部とその周辺塗膜の剥離

発錆部とその周辺塗膜の剥離

発錆部とその周辺塗膜の剥離2

発錆部とその周辺塗膜の剥離2

手摺子根元の旧塗膜剥離

手摺子根元の旧塗膜剥離

現在、大規模マンションの鉄部塗装工事に入らせて頂いております。

鉄部塗装の工程の際は、振り返ってみますと何度も同じことを書いていますが、鉄部塗装において最も重要な工程が、下地処理に当たる『ケレン』と呼ばれる錆落としの工程です。

この『ケレン』という工程、どの程度行うかによって、その労力も変わってきますし、それに応じて費用も全く異なるため、次のように分類されております。

・2種ケレン:電動工具と手工具を併用し、錆びている部分はもちろんのこと既存塗膜を全面除去

・3種ケレン:電動工具と手工具を併用し、錆びている塗膜は除去、錆びてない既存塗膜は残す。

・4種ケレン:全体的にサンドペーパーやワイヤーブラシなどの手工具をあてる程度

尚、1種ケレン:サンドブラストまたはショットブラストという機械を使用し、既存塗膜の全面除去し光沢のある表面にするというケレン方法のありますが、作業上の問題から建築の現場塗装ではほとんど適応されません。

さて、上の分類からいいますと、電動工具を使わず、手工具だけ使用しての『ケレン』ということから、分類的には、4種ケレンとなり、こちらでで行っている下地処理は最も基本的で最低限のケレンということになります。

しかし、たとえ4種ケレンだからと言って、誰が行っても一律に全く同じ状態となるわけではなく、施工会社ごとによってそれぞれ異なりますし、もっといえば、施工する『人』によって異なります。

さて、人の違いや仕事に対する姿勢は仮に置いといて、限られた予算内にあって施工品質を高めるには、仕事の効率を高める『道具選び』が重要となります。

それは、どんなに仕事に対する姿勢が真面目であっても、どんなに一生懸命行っても、使っている道具の作業効率が悪ければ施工品質が劣ってしまうためです。

特に、『ケレン』では、発錆の周辺や手摺の付け根付近の旧塗膜の剥がしなど、細かく根気のいる作業のため、『優れた工具』が力を発揮し、施工品質を支えるといっても過言ではありません。

この『超硬スクレーパー』はタガネよりも軽く、皮スキよりも力を入れることなく、旧塗膜を剥がすことが出来ます。

これに、ワイヤーブラシやサンドペーパーなどを併用することで、電動工具を使用しない4種ケレンであったとしても、相応の施工品質を確保できる下地処理が可能となります。

施工品質の向上には、施工会社だけの努力だけではなく、塗料メーカーとの連携だけでもなく、塗装に携わるあらゆる方面との連携が大切であるゆえんが、このような場面でも感じることができます。

dogyu-4.jpg超硬スクレーパー(土牛産業

塗魂ペインターズ 横須賀市

塗魂の母

大津幼稚園遊具塗装

塗魂の母 原島さん

塗魂の母 原島さん

塗魂の色男 佐々木指揮官

塗魂の色男 佐々木指揮官

塗魂一の幸せ者 墨田

塗魂一の幸せ者 墨田

塗魂の良心 門脇さん

塗魂の良心 門脇さん

塗魂の秀才 原田さん

塗魂の秀才 原田さん

塗魂のぬいぐるみ 川又さん

塗魂のぬいぐるみ 川又さん

仲間と共に

仲間と共に

好川産業様による刷毛の提供

好川産業様による刷毛の提供

未来の塗魂

未来の塗魂

新着情報でもお知らせ頂いた、今月11日、12日、2日間にわたるイーコトプロジェクト第2弾、大津幼稚園(横須賀市)遊具塗装が完了致しました。

塗魂(トーコン)ペインターズ

はじめは、たまたま、 同じ時代、同じ国に生まれ、同じ塗装に関わる仕事についていただけの、親方、職人が集まっただけだったのかもしれません。

手抜き工事や悪徳リフォーム業者の横行で、多くの被害が耳に入り、塗装業界総体が信頼を失い、お施主様が、この業界に対し疑心暗鬼にとらわれがちなそんな時代。

仮にある会社内で何か問題が起こった際、社内で、異なる部署が責任のなすり合いをしていたら、衰退するように、塗装業界の中で、塗料を製造するメーカーと塗料を扱う施工側が、同様に責任をなすり合うようなことがあれば、この業界自体衰退の一途をたどることは明らかです。

失ってしまった業界自体の信頼を回復させるために、私たちがいったい、何が出来るのか、いま、何をなすべきか…

何度も打ち合わせを行い、幾度となく意見をぶつけ合い、自社のエゴの殻を破り、同じ志を持ち、同じ目的を達成する決意に立つ事で、偶然の出会いに必然性が帯び、組織化されたのが塗魂ペインターズです。

目的は塗装業界自体の信頼の回復。

悪徳リフォーム業者を責めることや他社の粗探しのみに専念し、「塗装はかくあるべし」「我、優良業者なり」などと唄うことで、自身の小さな自尊心は保つことはできるかもしれませんが、塗料や塗装に代わる代替製品が開発された場合、業界の信頼回復はおろか、この業界自体、たぶん消えてなくなってしまうのでしょう。

その時は、「あれはこう」「彼はこう」等と悪いことは全て自分以外に原因を求める自称優良業者も同様に。

では、いったい何を持って信頼回復させうるのか…

利害なし、打算なしの塗装業界の強みを最大限生かした、塗料による社会貢献、または、塗装ボランティア。そして、重要なのは単発ではなく継続。

実際に、この活動を実践してみることで、会議室だけで何十回議論を重ねることよりも、一回現場を共にすることこそが、相手の意見を謙虚に聞くことができ、理解を深め、絆を築けることを実感できます。

それは、たとえ異なる意見であっても、相手の仕事に対する真摯な姿勢を目にするとき、相手を理解しようと努力し、自身の意見を再度、自問自答することで、寛容と自省心を深めることが出来るからです。

これは、自身の考えだけに執着し、他者の意見を聞こうとせず、批判に終始する独善や、腹の中は全く異なる考えを持ち表面にみ意見を合わせる妥協や馴れ合いとは対極に位置しております。

もしかしたらこの活動は社会貢献活動という名の自己鍛錬活動、活動を通し自己を見つめ、自己を磨く、これがこの活動の本質と言えるのかもしれません。

仮にも、塗料メーカーや業界について云々言ったり、業界変革を唄うのであれば、他者の粗探しや他者に変革を求めるのではなく、まず、自社の変革、なかんずく自己の変革が必要不可欠であるからです。

先哲曰く「善いことはカタツムリの速度で進む」

このような地道な活動ではありますが、平凡な活動の継続は非凡に通じ、やがては自身の足元を確固たるものにし、業界の悪しき慣習を変革することになるに違いありません。

否、私たち塗魂ペインターズこそが先陣を切らせて頂き、業界の変革と信頼回復に努めさせて頂く所存です。

これからも、どうぞよろしくお願い致します。

今回参加した塗魂ペインターズを全員ご紹介させて頂きます。(敬称略)

佐々木塗装:佐々木恒治、石井竜一、鈴木徹也
リペイント湘南:原田芳一、山中晋吾
原島塗装店:原島信一、土川洋一
川又塗装:川又徹男、川又由隆
墨田塗装:墨田貴司、墨田愛弟子(3才)
安田塗装:安田啓一
日本ペイント:藤原三也、門脇幸治、高原聡
最後に、このような地道な活動にご賛同くださり、刷毛のご提供にご協力くださいました好川産業様、遠いところわざわざ取材に駆け付けて下さったコーティングメディア様、心より感謝申し上げます。どうも有り難うございました。

鉄部塗装

段取8割

マンション鉄部塗装工事

マンション全景

マンション全景

ホームページをご覧下さったことがきっかけとなり、お問い合わせ頂き、本日正式にマンション鉄部塗装工事をご契約させて頂くこととなりました。

ご信頼頂きご依頼下さったことに心より感謝申し上げ、誠心誠意取り組ませて頂きます。

さて、共用廊下や外部鉄鋼階段に関しては、天候さえ良ければ何ら問題なく施工を勧めることが可能ですが、バルコニーの手摺に関しては、お部屋内を通り、施工させて頂くことから、各世帯のご都合に合わせスムーズに作業を実施するために最も重要なのが『段取り』と呼ばれる事前準備であります。

通常でも段取8割といわれる現場作業、世帯数が200世帯近くになりますと段取如何によって施工品質や工期にも大きく影響するため、抜かりのない入念な準備が必要となってまいります。

見積調査の段階で、もし、施工させて頂くにいたった際、このことが非常に気がかりでありましたが、管理組合の皆様と理事長の迅速かつ的確な手の打ち方に非常にに助けて頂くこととなり、同時に、とても勉強させて頂いております。

約3週間後着手させて頂くこととなりますが、ご期待に沿うべく、準備段階から着実に進めさせて頂きます。

お住まいの皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。