下地処理 外壁タイル 豊島区

外装タイル改修

穿孔

外装タイル改修
外装タイル改修
外装タイル改修

タイルの打音検査によってタイルの「浮き」をマーキングした後、エポキシ樹脂を注入し、アンカーピンを固定するために、専用のコンクリートドリルによって穴を空けていきます。

この作業を穿孔(せんこう)と言います。

さて、マーキングされた部分に的確に、タイルを傷つけることなく穿孔し、施工品質を維持するための管理も重要ですが、マンションの場合、世帯数も多いためライフスタイルも様々です。

本日は土曜日、お休みの方や夜間勤務で休んでいらっしゃる方もいますので、工事の進捗状況、工程によって通常とは異なるいかなる不便が生じるのか、そして、騒音、洗濯物を外に干せるかどうか、カーテンやサッシの鍵を閉めて頂くことなど、あらかじめ想定されることは通知を徹底し、できる限り生活に支障がないよう、不快な思いをさせないよう、最大限の配慮をもって、進行させていくのが管理会社としての当社の役割です。

> 下地処理について 詳しくはこちら
下地処理について: 最も重要な工事工程は塗装が終われば見えなくなる下地処理です

下地処理 外壁タイル

タイル面改修

打音調査

タイル面改修

打音調査

注入ヶ所5ヶ所

注入ヶ所5ヶ所

貼り替え予定4枚

貼り替え予定4枚

1週間にわたる足場工事が完了し、本日から外壁診断開始です。

外装タイルは塗膜のように紫外線による劣化が少なく高級な仕上げになりますが、経年による相対的なひずみによって、躯体とタイルとの接着部分が弱くなり、浮きや剥がれが生じます。

かつては施工上おける問題と考えられていましたが、最近では施工上による問題よりも経年による原因のお方が大きいと考えられています。

ゆえに、圧着によって貼られたタイルはいずれは接着が弱くなり剥がれる運命なので、必ず何かしらのメンテナンスが必要となります。

これを放置してしまうと、落下にる大事故につながりかねません。

しかし、単なる目視調査では、タイルの割れや既に剥がれてしまっている部分はわかりますが、接着不良による「浮き」を発見することは困難です。

そこで、専用の打音診断棒を使用し、全てのタイルを叩き、音の変化を聞き分けて、浮きを調査し、注入部と貼り替え部分をマーキングしていきながら、図面の落とし込んできます。

打音係と記入係がペアーとなり、相応の時間を要する作業となりますが、改修工事において最も大切な下地処理となる、エポキシ樹脂注入と貼り替え作業を的確に行うための重要な段取りです。

 

> 下地処理について 詳しくはこちら
下地処理について: 最も重要な工事工程は塗装が終われば見えなくなる下地処理です

半年点検

協力業者として真摯に向き合う

半年点検

正面は打ち放しコンクリート再生

共用廊下面は壁面と鉄部塗装

共用廊下面は壁面と鉄部塗装

 昨年、ゼネコンの協力業者として大規模改修にて携わらせて頂いたデザイナーズマンションにて半年点検をさせて頂きました。

建設業界は多段階構造が多いので、元請けや下請けなど分類され、元請けが利益を上げ、下請けは叩かれるというイメージもあるようですが、必ずしも全てがそうではありません。

元請けが的確な安全管理と住人に方への配慮に努め、各専門業者は作業に専念させて頂くことで、安全安心な施工環境が整い、高い施工品質で、無駄な費用を発生させなければ、元請けにとっても、協力業者にとっても、そしてオーナー様にとっても喜ばしいことに違いありません。

こちらの現場では、コンクリート面の低圧注入、タイル面のエポキシ樹脂注入、塗装面のUカットシール、シーリング、防水、金物工事等の専門業者様と共に、当社は打ち放しコンクリートの再生と吹付面の仕上塗装、鉄部の仕上塗装に携わらせて頂き、各業者様の段取りやノウハウと優秀な監督による住人に方への配慮など多くを学ばせて頂きました。

当社が、戸建て住宅に留まらず、大規模修繕工事の元請けとして、住人の方への配慮や、専門業者様との連携ができるのも、協力業者としてこのような現場でノウハウを身につけさせて頂いたお陰です。

 

ガイナ施工事例

結露抑制対策

結露抑制対策
結露抑制対策
結露抑制対策
結露抑制対策

1週間前と同じ結露抑制対策工事を他のビルで施工させて頂きました。

前回と異なる点は、前回がクロス下地に対し、今回は塗装下地にガイナの吹付仕上です。

さて、内装における塗装工事においても最も重要なのが什器やパソコン、書類などの全面養生です。

刷毛やローラー塗装でなく、吹付と言えばなおさら重要と言えるでしょう。

什器やパソコンにはバッサリとノンポリで覆い、吹付の壁面とオフィスとの間にマスカーで仕切りを入れる二重養生を施し、はじめて塗装工程へと進みます。

今回は、結露により下地が脆弱になているため、入念な下地処理を行い、下塗り、中塗り、上塗りの乾燥には送風機を使用し強制乾燥を行いながらの塗装となります。

下塗りにはシミを抑制するシミ止めシーラーを使用

中塗り、上塗りは、規定量である0.46㎏/㎡を二回に分けて塗布させて頂きました。

尚、単に結露を抑制するだけでなく、仕上がりを重視し、温風低圧塗装機を使用し、中塗りの口径は3㎜、上塗りの口径は2mmで仕上げました。

地道ではありますが、この度の工事により結露が解消され、、もっともっと広く、ガイナの優れた機能が広まることを心から願っております。

関連ブログ

ガイナ省エネ大賞受賞

 

> ガイナについて 詳しくはこちら
ガイナで地球と人に優しい暮らし。ガイナの心を知る施工店 安田塗装におまかせください!

鉄部塗装

錆止め塗料

ハイポンファインプライマーⅡ

錆止め塗料

画像はマンションのスチール製のPS扉に錆止め塗料を塗装している様子です。

材料は溶剤系2液エポキシ樹脂錆止め塗料で、黒と赤錆色を混合しブラウンとしています。

錆止めの種類は、

⒈水性と溶剤に分類され、水性のさび止めは、主に臭いを出せない内部に使用され、溶剤はおもに耐久性の求められる外部に使用されます。

⒉溶剤の錆止めは、弱溶剤と強溶剤に分類され、弱溶剤は住宅やマンションなどの一般建築物に、強溶剤は海のそばの建物であったり、橋梁など塩害地域など、耐久性が求められる部位に使用されます。

⒊更に溶剤系は1液型と2液型に分類され、2液型の方のほうが耐久性が強いのが特徴です。

水性も弱溶剤系も強溶剤系もエポキシ樹脂が使用され、環境や人体への影響から、鉛丹やシアナミド鉛など、鉛の含まれた錆止め塗料が使用されることは少なくなりました。

色は、上塗り材と異なり、白、クリーム、グレー、赤錆、黒と少ないのですが、これらを調色することで写真のような茶色の錆止めも作ることができます。

高い材料が必ずしも良いわけではなく、環境(内部や外部、または塩害地域)や仕上、求められる機能によって材料を選定することが大切です。

そして、塗料は塗膜になって初めて完成品として機能いたしますので、的確な下地処理や塗装技術があってこそ、材料の機能を最大限引き出すことができます。

関連コンテンツ

鉄部塗装