201104/02
【屋根塗装】の記事
201006/02
屋根の塗装工程
屋根塗装完了いたしました。
ここ連日、晴天に恵まれ、屋根塗装が完了いたしました。
(茨城県つくば市)
折角なのでスレート屋根塗装の工程を順を追ってご説明させて頂きます。
●高圧洗浄
下地処理の最も基本となる工程で100~150kgの高圧水で藻やコケはもちろんのこと、脆弱し粉っぽくなている塗膜を薄く削り取ります。
●下塗り
2液溶剤系浸透シーラーで遮熱機能のある下塗り材を屋根のスレート材に浸透させ、基材を強化し上塗りの密着性を高めます。
尚、棟板金などの鉄部はサンドペーパー後溶剤型のエポキシ樹脂錆止め塗料で錆止め処理させて頂いております。
●縁切り部材(タスペーサー)挿入
毛細管現象の雨水の吸い上げによる不具合を避けるため縁切り部材をスレート1枚に対し2ヶ所挿入致しました。
(詳細は昨日の現場日誌をご参照ください)
●上塗り
上塗りは2回塗ることで適正な膜厚を確保されます。
上塗り1回目を中塗り、上塗り2j回目を上塗りと表現されることもあります。
塗料は遮熱塗料のサーモアイ水性Siのクールコーヒーブラウンで仕上げさせて頂きました。
日射反射率は31.1%です。
201006/01
縁切り部材タスペーサー
縁切りの見える化
6月に入り初日から晴天にも恵まれ、各現場とも順調に進めさせて頂いております。
さて、茨城県つくば市では外壁のシーリングの打ち替えが完了し、屋根、外壁ともに下塗りまで進んでおります。
屋根:サーモアイシーラー(日本ペイント)
外壁:水性シリコンエポサーフ(日本ペイント)
外壁ベランダ部分は色確認のための試験塗装です。
画像は、遮熱シーラー塗布後、縁切り部材のタスペーサー挿入後の画像です。
タスペーサーについては何度かご説明させて頂いておりますが、折角なのでもう一度。
スレート瓦の屋根塗装の場合、塗装工程の3工程を行いますと、多くの場合、瓦と瓦の間に塗料が入ってしまい、重なり部分が接着した状態になてしまいます。
この状態は、経年によりゴミが詰まった状態と同様、毛細管現象により雨水を吸い上げてしまい、吸い上げられた雨水が、排水されない状態となり、下地材の腐食や最悪の場合塗り替えたことが原因となり雨漏りにつながってしまう場合があります。
このような状態を避けるため、当社も含めほとんどの業者の皆様が、塗装完了後「縁切り」という作業を行っていたのですが、「縁切り」を行うことで、折角塗装した部分を傷つけてしまったり、塗膜が新しい故に縁切り後接着してしまうことがありました。
そこで、この「縁切り」作業を確実なものとするために開発されたのが、縁切り部材の「タスペーサー」です。
この縁切り部材を挿入することで、スレート瓦の重なり部分に適正な隙間(2ミリ程度)がとれ、排水性と通気性が確保され、毛細管現象による雨水吸い上げによる不具合を避けることが出来ます。
また、写真のようにご覧頂くことで、縁切りの「見える化」により、一層安心して頂くことも可能となります。
201005/26
高圧洗浄
雨天に最適な工程
本日は着工させて頂き3日目、工程表ではシーリングの撤去を予定させて頂いていたのですが、天気予報を受け、昨日行ったシーリングを撤去した部分にテーピングを施し、高圧洗浄をさせて頂くこととなりました。
(茨城県つくば市)
先日も書かせて頂きましたが、機械通り工程を進め、晴天の日に高圧洗浄を行うよりも、雨天の日、ご近所様が洗濯物などを干していない日に高圧洗浄することで、ご迷惑にならないよう作業が進めることがでできます。
こちらでは住宅としては屋根の面積が広く、比較的藻が多いことから、1台の高圧洗浄機では1日で作業が完了できないと判断し、高圧洗浄機2台、現場管理者含め4人で高圧洗浄を実施させて頂いております。
201005/18
折半屋根
塗装工程
折半屋根をマジックロン及び手工具によりケレン、ボルト部分はボルトブラッシャーという電動工具によりケレン後、高圧洗浄により下地処理の完了し塗装工程の様子です。
(東京都新宿区)
まずは、ボルト部分を2液エポキシ樹脂錆止めにより、タッチアップを行い、その後、遮熱機能のある錆止め塗料のサーモアイプライマーを全体に塗装。(2010.05.15)
日を改めて、上塗り塗料のサーモアイSiを1回目を塗装(2010.0517)
本日は上塗り2回目を施工いたしました。
ご覧の通り、下塗りの錆止めから上塗り塗料まで真白なのは、下から見えるわけではないので、外壁の色とのバランスを考慮するよりも、遮熱機能を最大に発揮させる色である白を選んだためです。
尚、遮熱塗装の効果を確認するべく、一部塗装しない部分を残してあり、温度差を計る予定です。