202201/19
下地調整
打放しコンクリート
画像は打放しコンクリート再生における下地調整の様子です。
これは高圧洗浄後の工程で、
経年によってできた細かい表層のひび割れをカチオン系フィラーと白セメントを混ぜたもので埋めている画像です。
この後全面的にサンドペーパーを当て、余分なフィラーを取り除き、壁面を平滑に整えていきます。
実はこのような塗装工程に入る前の下地処理や下地調整の工程が最も大切な工程となります。
202201/19
画像は打放しコンクリート再生における下地調整の様子です。
これは高圧洗浄後の工程で、
経年によってできた細かい表層のひび割れをカチオン系フィラーと白セメントを混ぜたもので埋めている画像です。
この後全面的にサンドペーパーを当て、余分なフィラーを取り除き、壁面を平滑に整えていきます。
実はこのような塗装工程に入る前の下地処理や下地調整の工程が最も大切な工程となります。
202201/18
パイン材の無垢フローリングを研磨して、オスモフロアークリアー仕上の現場が完了いたしました。
均一化したプリント合板のフローリングにとは異なり、無垢フローリングの利点は先日触れさせて頂いました。
今日は、オスモのフロアークリアーについて少々綴らせていただきます。
まず、オスモカラーは、植物油(ひまわり油、大豆油、あざみ油)と植物ワックスからできた自然塗料です。
そして、その最大の特長は、木材に深く浸透し保護層を形成することで、「木の呼吸」を妨げないことになります。
ウレタン塗料のように表面に塗膜をはるのではなく、内部に深く浸透することによって木本来の調湿機能を発揮させますので、ウレタン塗膜がプラスティックの木肌感になってしまうのに対し、触れた際の木肌感を損なうことはありません。
また、石油化学合成の浸透型塗料とも異なりますので、有害な化学物質を一切含まず、食品と同レベルの高い安全性を誇るから、小さなお子様のいるご家庭でも安心です。
さて、企業やその製品が人だけでなく、SDGsに貢献できるか否かは非常に大切な課題と言えます。
まず、ひまわり油が採れるひまわりに代表される植物は、栽培によって再生にそれほど手間のかからない環境持続性のある原料です。
さらに、植物は成長過程において、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収します。
そして、植物油からできたオスモカラーは合成樹脂塗料と違ってマイクロプラスチックゴミの原因になりません。
原材料採取から製造(塗料生成)、消費過程(塗装工程)、そして廃棄に至るまで環境負荷が少なく、持続可能な社会に最も貢献できる塗料と言っても過言ではありません。
202201/15
昨年より携わらせて頂いています外装木部再生の現場です。
周辺に大切な植木がありますので、あく洗いには生成分解されるオスモウッドリバイバージェルを使用し、洗浄後の木肌をサンドペーパーで整え、木材保護塗料で仕上げていきます。
材料は洗浄剤と同じメーカーのオスモウッドステインプロテクターです。
木材保護塗料には、大きく分けて、石油化学合成によるキシラデコールやシッケンズ、植物油脂系によるプラネットカラーやオスモがあります。
植物系の塗料は耐候性が弱く、内部向きのように誤解されていますが、実は石油化学系の塗料よりも耐候性が強いことが実証されています。
理由としては、
①原材料で使用されている天然油脂が溶剤系の合成油脂の粒子よりも小さいため木材に深く浸透すること、
②塗料自体に占める油脂の割合が多いこと
③有機顔料ではなく、鉱石顔料などの無機顔料を使用していること
などのがあげられます。
上記のことから、オスモウッドステインプロテクターを1回塗りで、石油化学系の塗料を2回塗りの耐久性を出すことが可能となります。
あえて、欠点を挙げるならば、自然の鉱石顔料ゆえ、鮮やかな原色を出すことができないこと、そして価格的に高くなってしまうこととなります。
202201/15
有難いことに遠方のお施主様よりお問い合わせいただき、無垢フローリング再生の施工に携わらせて頂きました。
今回の無垢フローリング再生の工程は、下記の通りです。
1養生
2キズや汚れの状態に応じ、粗目から細目のグラインダー研磨3~4工程
3清掃
4オスモフロアークリアー2回
研磨とはいえ、1ミリ程度となりますので、深いキズや日焼けによる変色、深いシミは少々残ってしまいまいますが、見方によってはこれまで生活の中での息遣いと捉えることもできます。
既存のものを大切にし、再生して長く使用ししようとする思想には、既存のものを撤去して新しいものに貼り替えるスクラップ&ビルドの思想にはない、目には見えないぬくもりと息づかいという無形の財産を残していけるのではないでしょうか。
オフィスや店舗などとは異なり、ご家族がお住まいになっている家であえば、きっとなおさら強く感じられるでしょうか。
塗装のハード面での機能として、美観回復や耐久性の付与はもちろんのこと、ソフト面において、お施主様の住まいに対する思いに寄り添うことのできる施工店であり続けたいと考えています。
202201/14
フローリング 打放しコンクリート 世田谷区 北区 茨城県 荒川区
本年は下記の現場よりスタートさせて頂いております。
昨年携わらせて頂いた、荒川区東日暮里にて打放しコンクリート再生の完了確認
豊島区千早にて、外壁はシリコン、屋根はスーパークリスタルルーフペイント仕様の外装塗装
世田谷区成城にて外装木部のあく洗い、オスモウッドステインプロテクター仕上
北区昭和町にて、外壁はフッソ、屋根はガイナ仕様の外装塗装
茨城県古河市にて、研磨後オスモフロアークリアー仕上による無垢フローリング再生
あらためまして、ご信頼頂き、ご用命くださった一人ひとりのお施主様のご信頼にお応えすることを第一義とし、一つ一つのお住まいが胸を張って自慢できる施工実績となりますよう丁寧に仕上げさせて頂く所存です。
2022は、飛躍の年へ、売上や利益率ではなく、施工品質と経営品質向上への飛躍の年になるよう決意させて頂きます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。