ミラクファンドを用いた下地調整の重要性
現在進行中の、都電荒川線沿線における外装改修工事の現場からお届けいたします。
こちらの建物は非常に意匠性が高く、アクセントとして部分的に「打ち放しコンクリート仕上げ」が施されているのが特徴です。
打ち放しコンクリートは、経年劣化によって微細なひび割れ(ヘアクラック)が生じ、表面の撥水性が失われてくると、コンクリートの肌が徐々に荒れてまいります。その結果、雨染みや大気中の汚れが内部に浸透し、急激に汚れが目立つようになってしまいます。
このような劣化の進行を食い止め、美しいコンクリートの質感を復元するために、まず欠かすことのできない最重要の工程が「高圧洗浄」と「セメント系フィラーによる下地調整」です。
こちらの現場では現在、エスケー化研株式会社の高性能下地調整材「ミラクファンドKC1000」を用いた丁寧な下地調整を施工中でございます。
本材料には、主に以下のような優れた特徴が挙げられます。
■ 下地調整材「ミラクファンドKC1000」の主な特徴
・卓越した密着性と耐久性:下地に対して極めて強固に密着し、従来の材料と比較して「耐ひび割れ性」や「耐衝撃性」において圧倒的に優れています。
・仕上塗材の防水性向上:硬化後に強固な被膜を形成することで、上から塗る仕上塗材の防水性能を大幅に引き上げます。
・脆弱な下地の強化と不具合防止:経年で脆くなった下地そのものを確実に強化し、仕上げ塗装時における「色ムラ」「密着不良」「造膜不良(気泡や剥がれ)」を未然に防止します。
・躯体の保護(中性化・防錆効果):コンクリート躯体の「中性化」を防止し、内部の鉄筋の「防錆(サビ)性」に対しても優れた効果を発揮します。
・仲介接着機能:下地調整としての機能だけでなく、下地と仕上塗材をしっかりと繋ぐ「仲介接着」の役割も同時に果たします。
美しい外観を作り上げる塗装仕上げ技術はもちろんのこと、それを長期にわたって支えるために本当に大切なのは、こうした目に見えなくなる「下地処理」のクオリティにあります。弊社では、見えない部分の工程にこそ一切の妥協を許さず、確かな知識と熟練の職人技で、建物の寿命を最大限に延ばす施工を徹底しております。
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