202308/03
焼付塗装鋼板パネルの塗り替え
密着性を左右する下地処理
焼付塗装仕上げの鋼板パネルについて、塗り替えのご依頼をいただきました。
今回の工事は、塗膜の著しい劣化による改修というよりも、建物の印象を一新するためのイメージチェンジを目的とした色替えが主な施工内容です。
既存塗膜は経年によりチョーキング(白亜化)が発生しており、このまま塗装しても十分な密着性は得られません。
そのため、まずは全面を丁寧に研磨し、劣化した塗膜表面を整えた後、シンナーで拭き取りを行い、塗装に適した下地をつくっていきます。
今回の下地処理で使用しているのは、スコッチ・ブライト™ 工業用パッド 7447です。
一般的なサンドペーパーで研磨すると、鋼板表面に細かな研磨キズが残る場合がありますが、この研磨パッドは酸化アルミニウム砥粒を使用し、#320相当の仕上げ粗さで均一な足付けができます。
既存塗膜を必要以上に傷めることなく、新しい塗膜との密着性を高められるため、焼付塗装鋼板の下地処理に適した研磨材です。
仕上げには、耐候性・耐汚染性に優れた4Fセラミックフッ素仕様を採用します。
最終仕上げでは、塗膜を均一に整え、ローラー目を極力残さないよう、短毛の仕上げローラーを使用して施工する予定です。
塗装工事は、仕上げ塗料ばかりに目が向けられがちですが、その品質を支えているのは下地処理です。



















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