フローリング 自然塗料 府中市

無垢フローリングメンテナンス

オスモフロアークリアー

仕上げサンダーによる研磨

仕上げサンダーによる研磨

オスモフロアークリアー塗装中

オスモフロアークリアー塗装中

オスモフロアークリアー塗装中

オスモフロアークリアー塗装中

オスモ&エーデル社様のご紹介により府中市のタワーマンション内の無垢フローリングメンテナンスに携わらせて頂いております。

ソファーやベッドなどの大型家具があり、施工範囲外に移動ができないので、2回に分けての塗装になります。

まず、施工範囲の半分に家具を寄せ、全面養生を行い、清掃と下地処理を行います。

こちらのフローリングはもともとウレタン塗膜のような硬い塗膜で塗装されていないので、フロアーサンダーやポリッシャーなどの大型研磨機ではなく、仕上げサンダーよ呼ばれる小型のサンダーで木肌を整えていきます。

そして、仕上げはオスモフロアークリアーです。

オスモカラーは、植物油(ひまわり油、大豆油、あざみ油)と植物ワックスからできた自然塗料で、最大の特長は、木材に深く浸透し保護層を形成することで、「木の呼吸」を妨げないことになります。

ウレタン塗料のように表面に塗膜をはるのではなく、内部に深く浸透することによって木本来の調湿機能を発揮させますので、ウレタン塗膜がプラスティックの木肌感になってしまうのに対し、触れた際の木肌感を損なうことはありません。

また、石油化学合成の浸透型塗料とも異なりますので、有害な化学物質を一切含まず、食品と同レベルの高い安全性を誇るから、小さなお子様のいるご家庭でも安心です。

原材料採取から製造(塗料生成)、消費過程(塗装工程)、そして廃棄に至るまで環境負荷が少なく、持続可能な社会に最も貢献できる塗料と言っても過言ではありません。

> 安田塗装の【無垢フローリング再生塗装】 詳しくはこちら

> 自然塗料について 詳しくはこちら
自然塗料について:環境に優しい自然塗料の種類とご自分に合った自然塗料の選び方

インテリアペイント マンション内装 品川区

ファローアンドボール2

ファローアンドボール2 ファローアンドボール2 ファローアンドボール2

画像は昨日同様、品川区におけるマンション内装のスケルトンリフォームの現場です。

折角なので再度英国生まれのインテリアペイント、ファローアンドバールのご紹介です。

FALLOW&BALL (Click!)
1930年代、英国南部のウィン・ボーンでジョン・ファローとリチャード・ボールによりファロー&ボール社が設立。
このF&Bのペイントは、最高級の天然素材を独自に配合され、英国で唯一自社工場での生産を続けています。もちろん揮発性有機化合物がゼロで日本基準よりはるかに厳しい英国基準(FDA )*をクリアーした、最高ランクの安全性を保持しています。
また、顔料が他社と比較し3~4割ほど多く使用され、塗った状態で細かい粉状になった顔料により受ける光の反射が一定方向にならず、奥行きのある微妙な表情を見せます。
この質感は単調でフラットな通常のペイント仕上げと異なり、日本の漆喰に似て「chalky(チョークのような)と表現されます。

FDA (US Food and Drugs Administration)
一般食品から薬品まで幅広く規制、管理してる機関です。主に、一般消費者の健康維持、保護を目的とし、科学と法律の融合によって、より安全性の高い、効果的な製品を提供できるように企業をサポートしています。
ファローアンドボールが塗料殺菌用に使用している薬品はすべてFDAによって安全性が認定されています。

ファローアンドボールペイントは132色の英国伝統色をご用意しています。うち57色のナショナルトラストの指定色をもち、現在でもなおナショナルトラストの建築物の修復に使用されています。
18世紀を代表する建築家が好んで使っていた33 Pea Greenや、19世紀初めのイギリスを代表するAttingham Parkの美術館に由来する、42 Picture Gallery Red。この他にも様々な歴史を感じさせるペイントの名前は単に古く、退屈なものではなく、常に時代のスタンダードとしてその色と共に愛されています。

> インテリアペイントについて 詳しくはこちら
インテリアペイントについて:クロス(壁紙)にはない「塗装仕上げ」の魅力とは?

インテリアペイント 品川区

ファローアンドボール

ファローアンドボール ファローアンドボール ファローアンドボール

1/13 にご紹介させていただいたマンションのスケルトンリフォームの現場の補修塗装へ

(東京都品川区)

オイルフィニッシュ仕上の無垢フローリング(チーク)、壁面は珪藻土が使用された無添加リフォームにおいて、当社は主に造作材の塗装に携わらせていただきました。

造作材やリビングの天井は英国製のFARROW&BALL(ファローアンドボール)のESTATE EMULSION(エステートエマルション)で仕上げました。

> インテリアペイントについて 詳しくはこちら
インテリアペイントについて:クロス(壁紙)にはない「塗装仕上げ」の魅力とは?

屋根塗装 三鷹市

縁切り部材のタスペーサー2

タスペーサーの挿入設置位置について

タスペーサー設置後

タスペーサー設置後

タスペーサー設置後

タスペーサー設置後

さて、昨日の内容の続きとなります。

縁切り部材のタスペーサーは、スレート瓦1枚当たり、端から15cm程度のところに2ヶ所、挿入設置することで2mm程度の隙間が確保され、毛細管現象による雨水の吸い上げを回避することが可能となります。

屋根塗装 三鷹市

縁切り部材のタスペーサー1

スレート屋根の毛細管現象

浸透シーラー塗布直後

浸透シーラー塗布直後

タスペーサーを入れ隙間を確保

タスペーサーを入れ隙間を確保

2mm程度の隙間の確保で毛細管現象により溜まったシーラーが流れ出ます。

2mm程度の隙間の確保で毛細管現象により溜まったシーラーが流れ出ます。

右写真は、スーレート瓦の重なり部分に、適正な通気を確保する為縁切り部材のタスペーサーを設置(挿入)する拡大写真です。
(東京都三鷹市)

スレート瓦の屋根塗装の際、塗装工程3工程を行いますと、ほとんどの場合重なり部分に塗料が入り込んでしまいます。

この状態ですと、雨や雪が降った場合、毛細管現象により、雨水を吸い上げてしまい、なかなか雨水が抜け切らないという悪循環が起こります。

上記の状態を放置してしまいますと、下地合板を腐食させたり、最悪の場合、塗装したによって、返って雨漏りが生じたといくケースもあります。

このようなことを起こさない為、塗装工程終了後、「縁切り」という作業が必要になります。

しかし、この「縁切り」作業は労力がかかり、また、注意深く行わないと、折角塗装した部分に傷をつけてしまったり、スレート瓦を割ってしまう危険もあります。
また、縁切りした後にしばらくしてまた密着してしまったということもあります。

そこで、この縁切りの労力を半減し、かつ、塗装しても重なり部分に適正な隙間を確保し、縁切りの必要性をなくすことが出来る縁切り部材が「タスペーサー」です。

上写真3つは、シーラーを塗布した後、しばらくしてタスペーサーを入れる写真です。

瓦の重なり部分に、タスペーサー挿入後、隙間が出来ることで、毛細管現象(表面張力)によって溜まっていたシーラーが流れて出る様子がお分かりいただけるでしょう。
このように、タスペーサーで適正な隙間を確保することで、その後の上塗り2工程でも塗料が入り込まないようにして、「縁切り」の必要性をなくすことができます。

尚、このタスペーサーはスレート瓦に2箇所、的確な場所に挿入することで上記の効果を発揮いたします。

毛細管現象
液体が表面張力によって狭いところに吸い上げられる現象。

縁切りの労力
日本の平均的な住宅で、延べ床面積30坪程度の総二階の屋根ですと70~80㎡の面積があります。
この面積の縁切りで大凡2人で1日(2人工)の労力を要します。
タスペーサーの場合は、1人で半日から2/3日で、タスペーサーの材料費がかかるものの人件費は半分以下に抑えられ、かつ確実に通気を確保することが出来ます。

縁切りの手法としてどちらを選択するかは厳密には現場の状況によりますが、現場の状況でタスペーサーの設置が可能であれば、縁切りの確実性の視点から見た場合、タスペーサー設置に軍配が上がるといえるでしょう。