202604/29
目黒区|ウレタン防水材の2層塗り
平場に3mm以上の膜厚を確保
目黒区で進行中の屋上防水工事は、立ち上がりや改修用ドレン周辺への補強用メッシュの伏せ込みと、防水材による補強処理が完了しました。
複雑な形状で施工精度が求められる細部を確実に納め、いよいよ広い平場へウレタン防水材を流し延べる工程に入ります。
ウレタン塗膜防水の性能を左右する重要な要素が、規定の塗布量と膜厚を均一に確保することです。
一度に厚く塗ろうとすると、場所によって材料が偏り、膜厚の不足や硬化不良が生じる可能性があります。そのため、本現場ではウレタン防水材を2回に分けて塗布します。
1層目を均一に流し延べ、規定の乾燥時間を確保した後、表面の状態を確認して2層目を施工します。複数回に分けて塗り重ねることで、塗り残しやピンホールのリスクを抑えながら、連続した防水層を形成します。
必要な膜厚は、採用する防水材や工法、歩行条件などによって異なります。今回は現場の施工仕様に基づき、2層を合わせて3mm以上の膜厚を確保します。
膜厚は見た目だけで判断せず、施工面積に対する材料の使用量を事前に割り出し、各工程で適正量が使用されていることを確認しながら管理します。ウレタン防水材は製品の比重によって必要な使用量が異なるため、メーカーの仕様に従った施工が欠かせません。▶サラセーヌ「ウレタン塗膜防水システム」
なお、10年保証を支えるのは、膜厚だけではありません。適切な下地処理、通気緩衝シートの圧着、ジョイントや端末の補強、規定塗布量、乾燥時間、トップコートまで、すべての工程を確実に積み重ねることが重要です。
液体状のウレタン防水材は、硬化すると継ぎ目のない弾力性のある防水層へ変化します。硬化状態を慎重に確認しながら、建物を雨水から長期にわたって守る、強固で均一な防水層へ仕上げてまいります。





















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