外壁塗装 豊島区

豊島区|グラナダフレッシュによる外壁塗装

スタッコ外壁の豊かな陰影を生かす艶消し仕上げ

グラナダフレッシュ塗装中

グラナダフレッシュ塗装中

豊島区|グラナダフレッシュによる外壁塗装

現在、豊島区の現場では外壁塗装の工程を進めております。

既存の外壁は、深い凹凸によって豊かな陰影を生み出す「スタッコ仕上げ」です。この重厚な風合いを損なうことなく美しく再生するため、今回は菊水化学工業の「グラナダフレッシュ」をご提案いたしました。

グラナダフレッシュは、スタッコや砂壁状塗材など、意匠性のある外壁の塗り替えに適した艶消し塗料です。薄塗りで既存の模様に追従するため、外壁の凹凸や陰影を生かした、落ち着きのある仕上がりを実現できます。

アクリルシリコン樹脂にHALS(光安定剤)を複合しており、紫外線による塗膜の劣化を抑えることも特長です。さらに、親水性による低汚染性や透湿性、防藻・防かび性を備え、建物の美観と保護性能を長期間維持します。菊水化学工業「グラナダフレッシュ」

弊社では、期待耐用年数の目安を12~14年程度とご案内しております。ただし、実際の耐久性は、建物の立地や日射、雨掛かり、下地の状態、塗布量などによって異なります。

また、既存塗膜が健全で、付着状態や吸い込みに問題がなければ、下塗りを省略した2回塗り仕様で施工できる場合があります。本現場でも事前に下地の状態を確認し、メーカー仕様に基づいて適切な工程を選定しております。

一方、下地が脆弱な場合や吸い込みが著しい場合、ピンホールが多い場合などには、状態に応じた下塗り材が必要です。築年数だけで判断せず、既存塗膜の状態を正しく見極めることが、塗装後の耐久性を確保する上で重要となります。

スタッコ特有の深い凹凸に塗料を均一に行き渡らせるため、使用するローラーや塗布量にも細心の注意を払いながら施工を進めています。既存の意匠を生かし、美観・耐久性・費用対効果をバランスよく備えた外壁へと丁寧に仕上げてまいります。

 

屋根塗装 豊島区

スレート屋根塗装|縁切りの重要性

タスペーサーで雨水の排出経路を確保

タスペーサー

タスペーサー

屋根材が反っている部分はタスペーサーが落ちてしまうので必要ありません

屋根材が反っている部分はタスペーサーが落ちてしまうので必要ありません

スレート屋根の塗装において、仕上がり後の防水性を守るために重要となるのが「縁切り(えんぎり)」です。

屋根塗装は一般的に、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で行います。ただし、屋根材や塗料の種類、劣化状態によって施工仕様は異なります。

塗料を重ねると、スレート屋根材の重なり部分へ塗料が入り込み、本来確保されていた隙間を塞いでしまう場合があります。

この隙間は、屋根材の下へ入り込んだ雨水を軒先方向へ排出するための通り道です。塗膜で塞がれると水分が滞留しやすくなり、狭い隙間では毛細管現象によって雨水が奥へ吸い込まれる可能性もあります。

その状態が続けば、下葺き材の劣化状況などによっては、雨漏りや野地板の傷みにつながるおそれがあります。

そこで弊社では、必要に応じて「タスペーサー」という縁切り用の専用部材を使用します。

下塗り後、スレート屋根材の重なり部分へタスペーサーを挿入し、塗装後も雨水が排出される隙間を確保します。従来のように完成後の塗膜をカッターで切る方法と比べ、屋根材や仕上げ塗膜を傷付けにくく、施工状況を確認しやすい点も特長です。

タスペーサーの製造元による実験でも、適切な隙間を設けることで毛細管現象による雨水の吸い上げが起こりにくくなることが確認されています。タスペーサー「縁切り工法」

ただし、すべてのスレート屋根へ一律に使用するものではありません。

屋根材同士に4mm以上の隙間が確保されている場合など、縁切りが不要なケースもあります。また、屋根材の種類や劣化状態、メーカーの改修仕様によっては、差し込み型部材が適さない場合もあります。

施工前に屋根材の種類と隙間を確認し、タスペーサーの使用または手作業による縁切りなど、適切な方法を選定することが重要です。

屋根の防水は、表面の屋根材だけで完結しているわけではありません。

外側のスレート屋根材が雨水を受け流す「一次防水」、その下に敷設されたルーフィングが建物内部への浸水を防ぐ「二次防水」として働きます。

屋根材の下へ回り込んだ雨水は、ルーフィングの上を通って軒先へ排出されることを前提としています。そのため、塗装によって排水経路を塞がないことが大切です。

縁切りが不十分な状態で水分が滞留すると、ルーフィングが劣化している場合には、継ぎ目や釘などの固定部分から雨水が浸入するリスクが高まります。

屋根塗装は、単に色を塗り替える工事ではありません。屋根の構造と雨水の流れを理解し、塗装後も本来の排水機能を維持することが、住まいを長く守る施工につながります。

塗料 屋根塗装 豊島区

豊島区|水系カスタムシリコンⅡで屋根塗装

中塗りと上塗りを色分けして施工を可視化

水系カスタムシリコンⅡ仕上

水系カスタムシリコンⅡ仕上

水系カスタムシリコンⅡ仕上

水系カスタムシリコンⅡ仕上

タスペーサー

タスペーサー

先日、屋根の下塗り工程をご紹介した豊島区内の現場にて、本日は「水系カスタムシリコンⅡ」による上塗り作業を行いました。

水系カスタムシリコンⅡは、水谷ペイントが開発した水系1液型アクリルシリコン樹脂塗料です。

アクリル成分とシリコン成分をナノスケールで均一に融合させる「ナノシリコンテクノロジー」を応用し、耐候性と価格のバランスに配慮して設計されています。住宅用化粧スレートやプレスセメント瓦、波形スレートなどの塗り替えに対応する、費用対効果に優れた屋根用塗料です。水谷ペイント「水系カスタムシリコンⅡ」

弊社では屋根の材質や劣化状態、ご予算、求められる機能に応じて、水谷ペイントの「水系カスタムシリコンⅡ」「水系ナノシリコン」「ルーフピアニ」や、日進産業の断熱塗料「ガイナ」などをご提案しています。

これらの材料は、カタログに記載された数値だけで選定しているわけではありません。

弊社では、水谷ペイントが沖縄県・西表島に設けている屋外暴露試験場へ実際に足を運びました。日射量や降水量が多く、海に近い厳しい環境下で、塗膜がどのように変化するのかを自ら確認したうえで採用しています。

近年は水系塗料の技術が進歩し、製品や施工仕様によっては、溶剤系塗料に匹敵する耐候性や耐久性を備えたものもあります。

すべての水系塗料が溶剤系塗料と同等というわけではないため、樹脂の種類や下地との適合性、メーカー指定の施工仕様を確認して選ぶことが重要です。

水系塗料は、溶剤系塗料と比べて施工時の臭気やVOCの排出を抑えやすく、火気に対するリスクや周辺環境への負担軽減にもつながります。そのため、必要な性能を満たせる現場では、水系塗料を優先的にご提案しています。

今回の施工では、遠方にお住まいのオーナー様にも各工程をご確認いただけるよう、中塗りと上塗りの色を変えています。

色分けを行うことで、写真でも工程の違いや塗布範囲が分かりやすくなり、塗り残しの防止にも役立ちます。上塗りでは中塗りの色が透けないよう、規定の塗布量を守って均一に仕上げます。

塗料は、缶に入っている段階では性能を発揮できません。適切な高圧洗浄と下地処理、下塗り、規定塗布量、乾燥時間を守って施工することで、初めて屋根を保護する塗膜となります。

塗料の性能を最大限に引き出し、遠方のオーナー様にも工程が伝わる透明性の高い施工を、引き続き丁寧に進めてまいります。

八重山塗膜暴露視察1

八重山塗膜暴露視察2

八重山塗膜暴露視察3

> お薦め塗料と塗料選定についてはこちら

下地処理 目黒区

目黒区|打ち放しコンクリートの最終下地調整

NPハイパー20で緻密な肌へ

ハイパー20による肌調整

ハイパー20による肌調整

経年劣化でセメント成分が抜けた打ち放しコンクリート肌

経年劣化でセメント成分が抜けた打ち放しコンクリート肌

施工前の打ち放しコンクリート肌

施工前の打ち放しコンクリート肌

ハイパー20による下地調整後の打ち放しコンクリート肌

ハイパー20による下地調整後の打ち放しコンクリート肌

目黒区で進行中の、打ち放しコンクリート再生塗装工事をご紹介いたします。

前回までは「ミラクファンド」を使用し、肌荒れや不陸が目立つ部分の下地調整を行いました。今回は下地処理の最終工程として、よりきめ細かなポリマーセメントモルタルで表面を整えていきます。

使用する材料は、日本プラスターの「NPハイパー20」です。

NPハイパー20は、RC躯体やPC板、ALCパネルなどの薄塗り補修と下地調整に使用できる、一材型のポリマーセメントモルタルです。工場で再乳化形粉末樹脂が適正に配合されているため、現場では規定量の水と練り混ぜて使用します。

主な特長は次のとおりです。

1.薄塗り補修に適した施工性
NPハイパー20の標準塗り厚は1~5mmです。コンクリート表面の細かな凹凸や目違いを調整し、次の仕上げ工程に適した平滑な下地を形成します。

2.優れた付着性と耐久性
再乳化形粉末樹脂の配合により、コンクリート下地に対して高い付着性能を発揮します。また、JIS A 6916「建築用下地調整塗材」のCM-2表示認証品であり、安定した品質を備えています。

3.仕上げ塗材を支える均一な下地
コンクリート表面を緻密に整えることで、その後に行う色合わせやパターン描きの精度を高めます。補修跡を周囲へ自然になじませ、打ち放しコンクリートらしい質感を再現するための重要な土台となります。

施工時は、最初にコテ圧を十分にかけて材料を下地へ擦り込み、その後、所定の厚さまで塗り付けます。水引きの状態を確認しながら金ゴテで押さえ、コテむらのない平滑な状態へ仕上げます。

また、急激な乾燥は強度や付着性へ影響するため、直射日光や強風を避ける養生も欠かせません。メーカーの施工要領では、通常7日以上、冬期は14日以上の養生期間が定められています。日本プラスター「NPハイパー20」

なお、NPハイパー20は露出仕上げ用ではなく、この後に施工する仕上げ塗材のための下地調整材です。原稿にあった「0~20mm」「超速硬」「躯体コンクリートに匹敵する強度」という表現は公式仕様と異なるため、正確な内容へ修正しています。

完成後には見えなくなる下地だからこそ、材料の選定、規定水量、塗り厚、施工方法、養生期間を確実に守ることが重要です。この緻密な下地づくりを通じて、打ち放しコンクリートの自然で気品ある仕上がりへつなげてまいります。

> 下地処理について 詳しくはこちら
下地処理について: 最も重要な工事工程は塗装が終われば見えなくなる下地処理です

屋根塗装 豊島区

屋根塗装|下塗りが耐久性を左右する

15MPa洗浄とシーラーで塗装下地を強化

高圧洗浄後の基材

高圧洗浄後の基材

カチオン系シーラーの塗布

カチオン系シーラーの塗布

屋根塗装では、仕上げに使用する塗料だけでなく、その土台となる「下塗り」が施工後の耐久性を大きく左右します。

高耐候な上塗り塗料を選んでも、下地処理や下塗りが不十分であれば、密着不良による剥がれや膨れが生じる可能性があります。

今回は、弊社が重視しているスレート屋根の高圧洗浄と、シーラーによる下塗り工程をご紹介します。

15MPaの高圧洗浄で塗装できる下地へ

弊社では、最大吐出圧力15MPaのワグナー製業務用高圧洗浄機を使用しています。ワグナー「防音型高圧洗浄機 WZ13-150」

屋根表面に付着した汚れや苔、藻、チョーキング粉、密着力を失った脆弱な旧塗膜を洗い流し、下塗り材が健全な下地へ密着できる状態をつくります。

ただし、圧力が高ければよいわけではありません。劣化したスレートを傷めないよう、屋根材の状態に合わせて噴射距離や角度、圧力を調整します。洗浄後は十分な乾燥時間を確保したうえで、下塗りへ進みます。

吸い込みに応じてシーラーを塗布

経年劣化したスレート屋根は、表面の塗膜や樹脂成分が失われ、シーラーを吸い込みやすい状態になっています。

下塗りで重要なのは、単に表面をきれいに見せることではありません。メーカーが定める塗布量と施工方法を守り、屋根材の吸い込みが均一になるよう塗布することです。

1回目の塗布後も吸い込みが著しい場合は、乾燥状態を確認したうえで下塗りを追加します。過度に塗ればよいというものではなく、屋根材の状態と製品仕様に基づいた判断が必要です。

シーラーには、主に次の役割があります。

・表層の補強
劣化した屋根材の表層へ浸透し、脆弱な部分を固着させます。

・吸い込みの調整
屋根材が上塗り塗料を不均一に吸収するのを抑え、色むらや艶むらを防ぎます。

・上塗り塗料との密着性向上
屋根材と上塗り塗料をつなぐ接着層となり、塗膜の剥がれを抑えます。

なお、著しく脆くなった屋根材をシーラーだけで健全な状態へ戻すことはできません。塗装に適さない劣化が確認された場合は、カバー工法や葺き替えも含めて検討します。

水系カチオン系シーラーを採用

今回は、屋根材と上塗り塗料の組み合わせに適合する「水系カチオン系シーラー」を採用しました。

カチオン系シーラーは付着性や耐アルカリ性に優れ、下地と上塗り塗料の密着性を高める下塗り材です。「磁石のように結合する」というより、カチオン系樹脂の特性を生かして下地へ良好に付着する塗料と表現するのが正確です。日本ペイント「水性カチオンシーラー」

水系のため溶剤系塗料と比べて臭気を抑えやすく、施工環境や近隣への負担軽減にもつながります。

完成後には見えなくなる工程だからこそ、洗浄、乾燥、下地の確認、適切な塗布量を徹底する。こうした下塗りへのこだわりが、屋根塗装の美しさと耐久性を長く支えます。