打放しコンクリート

デザイナーズマンション

打放しコンクリート

デザイナーズマンション

南面

マンション全景

マンション全景

西面見上げ

西面見上げ

サツマイモの葉によるロータス効果

サツマイモの葉によるロータス効果

着工から2か月、コンクリート打放しのデザイナーズマンションの大規模数全工事が無事終盤戦へと迎えることができました。

池袋という都心のど真ん中に位置していたこと、

仮設足場はゴンドラとブラケット足場の併用であったこと、

今までにない規模の打放し模様の再現であったことなどありましたが、全てご納得頂きながら進めさて頂いております。

ランデックスコートFC特殊工法は、水性無機塗料のパイオニアである大日技研工業が設計開発し、経年劣化してしまった打放しコンクリートの意匠を再現し、保護工法として30年以上の実績がある工法です。

ここ数年になって、フッソ樹脂塗料以上の耐久性を持つ無機有機ハイブリッド塗料が、その耐久性が着目され、大手メーカーも製品化し、現場で使用頻度も増えてきましたが、30年も前に耐久性に着目しコンクリートの保護工法として市場に提案されていた大日技研工業は、大手ではありませんが先見の目があることに間違いはありません。
 
この水性無機質高分子であるランデックスコートWS疎水材が撥水する塗膜表面の構造は、微粒子のシリカで構成するされ、非常に細かい凹凸となっており、これが経年によってさらに複雑な凹凸を形成することで、撥水機能は継続する仕組みとなっております。

この凹凸構造の水を弾く様子を『ロータス効果』と表現され、蓮の葉やサツマイモの葉の凹凸が水を弾く様とよく似ています。
ランデックスコートは水性の為、環境にも優しく、耐久性の上でも実績に定評があり、非常に信頼度の高い塗料です。

さて、施工にあたっては、

150㎏/c㎡の高圧洗浄の後、

①プライマー

②ランデックスコートWS疎水材1回目

③FCコート塗装

④パターン液によるパターン付け

⑤ランデックスコートWS疎水材2回目

と、塗装四工程となります。

④のターン付けの工程は、単に塗る工程ではなく、打放し模様を描く工程となりますので、相応の技術とそれに伴う費用が発生いたしますが、経年によってどうしても落とすことのできない頑固な汚れであっても、新築時の風合いを蘇らせることが可能となります。
 
ロータス効果・・・材料工学において、ハス科の植物に見られる自浄性を指す用語で、ハス効果とも言われ、サトイモの葉などでも微細構造と表面の化学的特性から同様の効果が見られます。
 

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安田塗装の打放しコンクリート再生塗装

つれづれ

秩父夜祭

塗志 上林塗装

秩父夜祭
秩父夜祭
娘と上林先輩

娘と上林先輩

秩父夜祭

昨日は尊敬する秩父の上林塗装の先輩にお声がけ頂き、ユネスコ世界無形文化遺産の秩父夜祭へ行ってまいりました。

上林さんとは塗魂ペインターズで知り合い、多くのボランティア現場で一緒に活動させて頂く中で、現在は家族ぐるみでお付き合いさせて頂いている心優しき先輩です。

控えめな性格のため、けして自ら前面に出ることはありませんが、リトアニアでのスギハラハウスの修復計画にもご一緒させて頂き、作業の要の役割を果たした職人の中の職人です。

塗志 上林塗装

お昼は先輩の打っていただいた絶品のうどんをご馳走になり、奥様やお母様の手料理まで頂き、お祭りの会場へ向かいました。

世界無形文化遺産だけあって、とても多くの観客で賑わう中、私たち家族も主催者側として参加させて頂き、家族との楽しい思い出を刻ませて頂きました。

多くの同業者と交流する中で、売上がいくらだとか、いくら稼いだだとか、有名になったとかを鼻にかける方、または、そういう方に振り回されてしまう仲間を見かけることもありますが、

人生にとって本当に大切なものは、

人と比べてどうだとか、周りにどのようにみられるかではなく、

生きていく過程において、深めることができた友の絆と、

喜びや悲しみを分かち合うことで、思い出を刻むことのできた数と、

そして、そのひとつひとつ思い出の深さに他なりません。

毀誉褒貶の八風に侵され、大切なことを忘れ、無節操で状況次第で手のひらを返す人は多けれど、大切なことをいつまでも忘れることのない、上林先輩ご家族並びに、ご案内下さいましたご友人の皆様に心より感謝申し上げます。

 

下記の映像は上林さんと一緒に参加させて頂いたリトアニアにおけるスギハラプロジェクト再生計画の理念を映像化させて頂いたものです。

下地処理 打放しコンクリート 渋谷区

ハンドスムーサー

ひび割れ注入

エポキシ樹脂を圧入

エポキシ樹脂を圧入

ハンドスムーサー

渋谷区神宮前にて打ち放しコンクリート再生工事が開始されました。

カチオン系フィラーで補修する前にクラック部分をハンドスムーサーにてエポキシ樹脂を注入し、防水を目的とした工法です。

ひび割れに対してUカット・Vカットをせず、ノーカットで1液弾性エポキシ樹脂を圧入します。ひび割れ幅を拡張させないので補修跡がほとんど目立ちません。

打ち放しコンクリート再生に最適なクラック処理になります。

ハンドスムーサー工法

> 下地処理について 詳しくはこちら
下地処理について: 最も重要な工事工程は塗装が終われば見えなくなる下地処理です

> 安田塗装の【打放しコンクリート再生塗装】詳しくはこちら
安田塗装の打放しコンクリート再生塗装

つれづれ

星の王子様ミュージアム

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない。

星の王子様ミュージアム
星の王子様ミュージアム
星の王子様ミュージアム
星の王子様ミュージアム

 10日前、親友が住む小田原から箱根に行った際、家族を連れて行ってあげたいと思っていた「星の王子様ミュージアム」に行くことができました。

幼なかった娘も、もう中学生になり、親よりも友達と出かけることの方が多くなりましたが、ここは以前から来たかったようで、久しぶりの家族での小旅行です。

雨も降り、ほんのわずかな滞在時間でしたが、また一つ大切な思い出を刻むことができました。

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない。

 かんじんなことは、目に見えないんだよ。」

色褪せることなく、心に響く言葉は、国境を越え、時を超え、きっと同じなのでしょう。

17年前、安田塗装のホームページで下地処理のコンテンツを制作した時、

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない」

の文を引用し、文章を綴ったことが懐かしく思い出されました。

塗り替え工程:最も大切な下地処理

雨漏り

雨仕舞から塗装を考える

親友 原田芳一

雨仕舞から塗装を考える
雨仕舞から塗装を考える
雨仕舞から塗装を考える
雨仕舞から塗装を考える

 今日は、塗魂ペインターズの記事が業界紙のトップ記事に掲載されていましたので、

リトアニアの地で平和を願う

記事を隅々まで見てみると、なんとなんと、リトアニアで1週間同じ部屋で過ごした親友原田さんの連載「塗るより大切なこと」第24章が掲載されておりました。

塗るより大切なこと 24章

トップ記事よりも文字数が多いです…(笑)

「継続は力なり」

締め切りを守り、連載をし続けることは、仕事に対し真摯に取り組んできた覚悟と証左に他なりません

落ち込むこともあるようですが(笑)、思う存分邁進して下さい!

GO! GO! HARADA!

1章からはこちらでご覧になれます。

塗るより大切なこと

 

平和に思いを発信するために原田さんと共に携わらせて頂いた、カウナスの杉原千畝記念館です

> 安田塗装の【雨漏り原因調査&対策】詳しくはこちら
安田塗装の雨漏り原因調査&対策