202209/08
パイン床を優しく守る自然塗料
オスモで挑む持続可能な内装リフォーム
内装リフォームにおける、壁面のインテリアペイント仕上げ、および無垢フローリングの再生保護塗装工事に携わらせていただきました。
今回お預かりした床材は、天然木ならではの柔らかな足触りと経年美化が美しい「パイン材(針葉樹)」です。パイン材は、栗(チェスナット)やオーク、チークといった「堅木(広葉樹)」とは異なり、材質が非常に柔軟であるという特徴を持っています。そのため、経年による生活汚れや染み(シミ)が木組織の深部まで過度に浸透しにくい性質があります。
床の削り直しにおいては、建材の特性に合わせて機材を最適化することが極めて重要です。今回は過剰な切削による木材への負担を避けるため、強力な大型研磨機(フロアーサンダー)による粗削りは行わず、木肌を優しく均一に整える「ポリッシャーによる丁寧なサンディング(研磨)工法」を選択いたしました。
精密研磨によって、パイン材本来の白く健やかな木肌を引き出した後は、最終の仕上げ塗装工程へと移ります。採用した塗料は、ひまわり油などの高品質な天然植物油を主成分とした、ドイツ・オスモ社の内装床用最高峰オイル「オスモ・フロアクリアー(つや消し)」です。
本製品は、初期の材料コスト(材料代)としては決して安価ではございません。また、樹脂の硬い膜で表面を覆い隠す化学合成のウレタン塗料などと比較した場合、傷や摩耗に対する純粋な耐久性の観点からのみ見れば、費用対効果は必ずしも高くないというのが隠れもない事実でございます。
しかしながら、この塗料を選択することには、社会的価値があります。オスモカラーは、製品のライフサイクルアセスメント(LCA:原材料の採掘から製造、流通、使用、廃棄にいたる全生涯における環境負荷の評価)において、地球環境に負荷を与えない、持続可能な開発目標(SDGs)にダイレクトに貢献できる数少ない「エコ塗料」です。
限りある化石燃料に依存せず、地球が自ら再生可能な植物の恵みを活用しているため、製造時のCO2排出量を劇的に抑え、役目を終えた後は自然の力で完全に土へと還っていきます。
価格の安さや目先の手軽さだけを求める市場の波の中にあって、私たちのこのような取り組みは、あるいはまだあまりにも微力であるかもしれません。しかしながら、私たちは安易なコストカットや妥協した材料選定に流されることなく、的確な製品選定と一ミリの妥協もない丁寧な手仕事を貫いてまいります。
いつかこの正しい選択のバトンが大きなうねりとなり、持続可能な社会の実現へと繋がるよう、弊社の思想に深く共感してくださる大切な仲間、そしてお施主様と共に、一歩ずつ着実に前進してまいる所存です。
お施主様が大切にされてきた住まいの歴史に思いを馳せることのできる建築塗装専門店として、これからもお住まいと地球の未来の双方を守る誠実な施工を積み重ねてまいります。





























![塗り替え費用の見当がつかずお困りの方へ。ココロイキ塗装プラン [外壁プラン]+[屋根プラン] わかりやすい料金提示を目指します!](/blog_common/img/bnr_plan2_200x84.png)











