201910/05
打放しコンクリート再生
肌調整
全ての塗装工程におけるもっとも重要な工程が下地処理です。
打放しコンクリートの特徴的な下地処理において新築時の打設不良のジャンカや経年劣化における肌荒れの調整があります。
セメント系フィラーだけでは補修跡が目立ってしまうため、ホワイトセメントを調合しながら凹凸面を平らにしてまいります。
適切な下地処理が、これから行われる塗装工程で適正な塗膜がつくられることにつながります。
201910/05
全ての塗装工程におけるもっとも重要な工程が下地処理です。
打放しコンクリートの特徴的な下地処理において新築時の打設不良のジャンカや経年劣化における肌荒れの調整があります。
セメント系フィラーだけでは補修跡が目立ってしまうため、ホワイトセメントを調合しながら凹凸面を平らにしてまいります。
適切な下地処理が、これから行われる塗装工程で適正な塗膜がつくられることにつながります。
201910/01
本日は、渋谷のビーガンレストラン8ablish(エイタブリッシュ)さんで壁面の一部と木製の物入をご指定の色で塗装させて頂きました。
色名は、”with the Girls”(女の子と共に)
10.11の国際ガールズデーに向け、ROOM BLOOM様のご依頼でさせて頂いた仕事です。
国際ガールズデーは、世界には宗教や因習によって女の子が差別される地域や国がまだ多く存在する中、国際NGOプランインターナショナルが「女の子の権利」や「女の子のエンパワーメント」の促進を広く国際社会に働きかけていくため、国連に働きかけ、設定された日です。
このプランインターナショナルの貧困社会の女の子への支援活動は、”Because I am a girl”
《この活動のきっかけになったのは、2004年ドイツ人ジャーナリストがネパールのある村を訪ねた際に、目の当たりにした現状だったと言います。
外で薄い服を着て寒そうに震えている女の子と、部屋の奥で学校の制服を着て過ごす男の子。その差に愕然としながら、ジャーナリストは母親に尋ねました。「どうして男の子は元気で制服を着ているのに、女の子は暖かい服を与えられずやせ細っているのですか」母親の答えは、「だって、あの子は女の子だから(Because She is a Girl)」。母親も同様な扱いを受けて成長し、社会規範に従ってこのような思いを抱かされているのです。
この様子にショックを受けたプラン・インターナショナルのスタッフの方がリサーチを行い、3年後に立ち上げたのがBecause I am a Girlキャンペーンです。》
ROOM BLOOM様がペイントで何ができるかを熟慮し、”with the Girls”という色で”Because I am a girl”の支援活動を訴えていく試みです。
美観と保護という目先の価値ではなく、色彩によって、国際社会に正しい価値観を訴えていく。
たった1日の作業ではありますが、ペイントの大きな可能性を秘めた新しい試みに携わり、貴重な時間を刻むことが出来ました。
201907/22
当社は20年程前、まだオスモが今ほど普及していない時代、オスモのマイスタークラブに加盟させて頂き、オスモの普及や施工の模範などに尽力させて頂きました。
当時から、お施主様がメーカーに問い合わせ、業者を紹介して欲しいというご依頼がある場合や、他業者様が失敗してしまい、手直しせざるを得ない状況にとき、メーカーからのご依頼を受けて、新規の案件から手直し現場を数多く納めさせて頂き、多くのお施主様に喜ばれてまいりました。
このような実績を積み重ねる中、仕上りに厳しい建築家の自宅などもご紹介して頂けるようになりました。
ここは、町田市のとある閑静な住宅地の、建築家のお住まいです。
ベランダのデッキ部分の木材が紫外線によって灰色になってしまったので、あくを取り除き、外装用木材保護塗料であるオスモウッドステインプロテクターで仕上げる仕事です。
あく洗いの材料には様々ありますが、洗浄力が強力なものは、成分にフッ化水素や過酸化水疎水が含まれ、医薬用外劇物に指定され、確かに洗浄直後はとてもきれいになるのですが、薬品焼けを起こし、経年によって、木材が黒ずんできてしまうものもあります。
目先の洗浄力に目を奪われ、素材そのものをいためてしまうよりも、多少洗浄力の弱い薬品でも、手間をかけることできれいに洗うことの方が長い目で見た場合素材である木材を守ることになります。
オスモウッドリバイバージェルは、上記の医薬用外劇物と比較しますと、洗浄力は劣りますが、経年による薬品焼けを起こすこともなく、洗い流した水が生成分解されるので、素材を傷めず、庭にある大切にしている植栽にかかっても、枯らすことはない、環境に優しいあく洗い洗浄剤です。
但し、このジェルを塗ったあと、あくを浮かせ洗い流すのに、丁寧にブラッシングをする手間がかかることと、ブラッシングしながらきれいな水でどんどん洗い流す必要がありますので、内部に使用はできないことなど、デメリットもあります。
仕事手間がかかり、その分、費用がかかり割高にはなりますが、いつまでも大切にしたい外装木部で、素材そのものを傷めることなく、人と環境に優しい自然系の木材保護塗料で守りたい部位は、お勧めできる木材洗浄材です。
201906/21
1982年、東京都北区西ヶ原、飛鳥山公園内になるかつて渋沢栄一が住んでいた渋沢栄一邸跡地に建てられた渋沢史料館。
この度、清水建設様陣頭指揮における渋沢史料館本館の全面改修工事において塗装工事を担当させて頂くこととなりました。
当社の担当は、外装の打放しコンクリート再生と内部のインテリアペイント仕上げとなります。
本日は準備に向けて展示室天井の試験塗装を行わせて頂いております。
周到なる準備を整え、他業者様との緻密なる連携の下、史料館の再生と維持のため全力を尽くしてまいります。
201906/20
長期にわたり施工させて頂いておりました世田谷区成城のデザイン住宅の改修工事が終盤となり、足場を解体させて頂きました。
屋上防水工事・シーリング工事、そして外壁改修工事となります。
外壁の塗装仕上げはナノコンポジットWで、目に見える限り真っ白な平滑な壁面です。
しかしながら、外壁改修工程は、下記の通り、10工程を行っております。
①高圧洗浄150kgf/c㎡
②スクレーパーによる脆弱塗膜の剥離
③2液マイルドウォールシーラー
④ガードⅡ(耐水系厚付け用パテ)
⑤2液マイルドウォールシーラー(再)
⑥フッソ下地用パテ
⑦2液マイルドウォールシーラー(再々)
⑧リフレッシュサフェーサーエポ
⑨⑩ナノコンポジットW 2回
既存塗膜が光触媒超親水性塗料のため、下塗り材との密着テストからはじまり、水谷ペイントの栗田部長と共に密着テストの検証と材料選定、施工途中に幾度となく現場を検証しながら、間もなく完了となります。
目には見えなくなってしまう多くの工程を堅実に行うことが、最終仕上げの真っ白な壁をいつまでもきれいに保つことに繋がるのです。