外装木部 自然塗料 川崎市

プラネットカラーⅡ

試験塗装

サンプル材に試験塗装

サンプル材に試験塗装

ウッドコートの色見本

ウッドコートの色見本

あく洗いで木地の復帰

あく洗いで木地の復帰

さて、プラネットカラーに限らず、木材保護塗料は木目を生かす半透明の着色塗料なので、塗りつぶしのエナメル塗料のように色見本通りの仕上がりになる訳ではありません。

①木材の種類

②経年による吸い込みの状態

③現在の木材の色味

これらによって、仕上がりの色合いは大きく左右されます。

塗り替え時においては、前回塗られていた色味と同様のものか、経年による色褪せのムラを隠すため少し濃いめのの色味を選定するのが一般的ですが、今回はあく洗いによって、もともとの木地を復帰させることができましたので、色の選定にも幅が広がってまいります。

そこで、同じ材のサンプル材に試験塗装を施して頂き、色味を確認させて頂いた上で材料を選定させていただくことなりました。

 

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木部塗装について:木材独自の機能や美しさを生かす塗料と仕上げをご紹介

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自然塗料について:環境に優しい自然塗料の種類とご自分に合った自然塗料の選び方

外装木部 自然塗料

プラネットカラーⅠ

ウッドコート

ウッドコート

ウッドコート

創始者ゲルト・ツイーゼマン氏

創始者ゲルト・ツイーゼマン氏

プラネットジャパン平尾社長

プラネットジャパン平尾社長

さて、「思い出の蘇生」で綴らせて頂いているあく洗いの現場の仕上で使用させて頂く木材保護塗料をご紹介させて頂きます。

外装木部で使用される塗料は、新築では設計者が決定することが多く、改修工事(塗り替え)においては、もともと塗られている木材保護塗料の相性を考慮し選定いたします。

この現場においては、あく洗いによって木材の素地を出すことで、あらゆる塗料が選定可能となり、かつ塗料選定は当社にお任せいただいたので、塗装作業中において健康に良くない揮発性有機化合物が揮発しない自然塗料で、鉱物顔料などの無機顔料が使用されることで、耐久性において優れて塗料を選定させて頂きました。

それが、クライデツァイト社(ドイツ)とプラネットジャパン(日本)で共同開発されたプラネットカラーです。

プラネットカラー

合成樹脂よりきめ細かい植物油脂が木材により深く浸透することで、木材の呼吸を妨げることなく、表層に防水層を形成し、色鮮やかな有機顔料ではありませんが、鉱物顔料が色褪せることなく、長期にわたり木材を紫外線から守ります。

この塗料は、クライデツァイトの創始者である、ゲルト・ツイーゼマン氏の公正なる精神によって今も受け継がれています。

プラネットジャパンⅢ

関連ブログ

▶ 陰の大功労者

※2017年秋、クライデツァイトのシリカットペイントで杉原千畝記念館を蘇生させて頂いた際に現地で発信させて頂いた塗魂ペインターズの声明文です。

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外壁塗装 目黒区

ダイヤカレイド完了検査

水性シリコン系微光沢多彩模様仕上

ダイヤカレイド仕上全景

ダイヤカレイド仕上全景

ダイヤカレイド施工模様

ダイヤカレイド施工模様

ダイヤカレイド拡大

ダイヤカレイド拡大

先日ご紹介させて頂いた目黒区内における外装改修工事が完了いたしました。

塗装仕様は。多彩模様仕上げのダイヤカレイドです。

多彩模様の塗料ですが、従来の顔料カプセルではなくカラーフレークを配合することで石材調塗材のような重厚な仕上げとなります。

ダイヤカレイド

20200227ダイヤカレイド

外壁タイル 豊島区

外装タイル改修

ファイングラシィSi

プラザオブレガシーS3による洗浄

プラザオブレガシーS3による洗浄

ファイングラシィSi 仕上

ファイングラシィSi 仕上

外壁タイルが鏡の如く隣のビルを映し出す

外壁タイルが鏡の如く隣のビルを映し出す

外装タイル改修の現場をお引き渡しさせて頂きました。

窓廻りと打継目地には、超耐シーラーTF2000によるシーリングの打ち替え

タイル目地に割れは目地の割れは目地材にて補修

薬品洗浄には、極力タイルを傷めないよう、プラザオブレガシーのS3を選定

仕上には二液反応硬化系のシリコンクリヤーであるグラシィSiで仕上げさせて頂きました。

雨漏りも止まり、隣の建物が外壁タイルに映るほどきれいに仕上げることができました。

ご信頼頂き、ご用命くださいましたことに心より感謝申し上げます。

 

あく洗い 自然塗料 川崎市

思い出の蘇生Ⅳ

あく洗い完成

思い出の蘇生Ⅳ 思い出の蘇生Ⅳ 思い出の蘇生Ⅳ

あく洗いの完成です。

経年劣化による傷みまでは再生できませんが、あくとカビはほぼ100%除去させ頂きました。

あく洗いに際に薬品を木目に沿って浸透させるため、刷毛で擦りますので、多少、木肌があれてしまいますが、♯240のサンドペーパー研磨で整えさせて頂きます。

塗装だけの費用と比較し、多額の費用をかけて頂き、ようやくこの状態に戻すことが出来たので、次の工程で木材ができる限り傷まないよう、紫外線や雨から保護するのが塗装の役割となります。

こちらでは、植物油脂が主成分である、いわゆる自然塗料の分類でありながら、合成樹脂木材保護塗料よりも耐久性の高い塗料をご提案させて頂いております。

それが、ドイツのクライデツァイト社と日本のプラネットジャパン社で共同開発されたプラネットカラーになります。

甚だ私事ではござますが、この塗料を使用させて頂くとき、この材料の開発メーカークライデツァイト社の創始者であるゲルト・ツイーゼマン氏とプラネットジャパンの平尾社長の公正な精神、そして2017年の秋のことに思い出し、感慨もひとしおとなります。

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