202506/23
木製玄関ドア再生
突板浮き補修
飾り格子のついた木製玄関ドアから引き続き、同じ大田区内にて両開き木製玄関ドアの再生塗装です。
まずは、洗浄や塗装の前に下地の補修です。
面材の突板が浮いてしまっており波を打っていますので、丁寧に切り込みを入れ接着剤を注入しピンで押さえていきます。
これを行わないで洗浄に入ると突板が割れる恐れがあるので、必須の補修内容です。
202506/23
飾り格子のついた木製玄関ドアから引き続き、同じ大田区内にて両開き木製玄関ドアの再生塗装です。
まずは、洗浄や塗装の前に下地の補修です。
面材の突板が浮いてしまっており波を打っていますので、丁寧に切り込みを入れ接着剤を注入しピンで押さえていきます。
これを行わないで洗浄に入ると突板が割れる恐れがあるので、必須の補修内容です。
202506/21
木製玄関ドア再生4日目です。
昨日までステイン着色をし、吹付するために玄関ドアを養生で囲います。
低圧温風塗装機で計7回吹き付け仕上げます。
ABAC温風低圧塗装機は、空気の刷毛と呼ばれるくらい、高塗着率を誇る、環境基準の厳しいドイツで50年以上前に開発された流体力学を応用したプロ専用の低圧塗装システムです。
塗料は車両用でも使用できるイサム塗料のハイアート3000のエクストラベースです。
さて、木製玄関ドア再生の費用の目安は、ドアの大きさと形状、劣化状況に応じて、片開で20万~、親子ドアで30万~、両開きで40万~となります。
上記のように飾り格子などがある場合、片開であっても、フラットなドアと比較し手間がかかるりますので、30万~くらいが目安になります。
相応の技術と工程数が多いのでどうしても割高になってしまいますが、思い出の込められた高級木製玄関ドアを見事に再生させることができ、お喜びのお声を頂くことが多い仕事です。
202506/20
大田区内での木製玄関ドア3日目です。
剥離剤で既存塗膜の全面剥離を行った後、あく洗い・しみ抜きを行いました。
この後サンドペーパーで木肌を整えようやく塗装準備が完了です。
202506/19
大田区内での木製玄関ドア再生現場の続きです。
床面や飾り格子をマスキング養生を行い、剥離剤で既存のクリアー塗膜をすべて剥がし、あく洗い・しみ抜きをしていきます。
木目を生かした着色ウレタンクリアー仕上げなので、下地がそのまま仕上がりに出てきますので、仕上がりはこの下地処理にかかっています。
202506/19
ガードラックアクア仕上げの完成です。
オスモやプラネットカラーに比較しますと水性塗料なので自然塗料のように木材深くまで油脂が浸透しないものの、顔料が濃く、隠ぺい力が強いので、強力な撥水性を発揮することができます。
だからといって、造膜系のエナメル仕上げとは異なりますので、経年劣化によって塗膜が剥がれるようなことはありません。
また、キシラデコールやシッケンズ木材保護塗料のような溶剤系塗料ではないため気になるようなにおいはありません。