202502/15
202502/15
点検商法の注意喚起
施工後の巡回点検
点検商法による被害が多いことを受け、今年から新規に施工させて頂いている現場周辺で、過去に弊社が携わらせて頂いた現場に立ち寄り、施工後の経過と点検商法の注意喚起を開始しております。
本日は、6年前にガイナで塗り替えさせて頂いたお施主様で、実際に数年前に点検商法の被害に会いそうになったお住いに訪問し、施工経過を拝見しながら、直接お話をさせて頂くことができました。
「あれから何件か屋根が剥がれていますので無料点検しますとの訪問がありましたが、うちには相談できる業者さんがいます」と断り、最近ではなくなりましたとのこと。
施工後のご感想をお伺いしますと、「今でも十分きれいですし、色もとても気に入っています」ありがたい言葉を頂き、こちら側が元気を頂くことになりました。
このようなご訪問は、効率を優先するSNSのやり取りが比重を占めてきた昨今になって、対面にてお話をおうかがいできる価値を再認識させて頂くことができます。
6年前の施工ブログは気の通りです。
以下、点検商法における新聞記事からの抜粋引用です。
屋根工事の点検商法は、「近所で工事を始めるのであいさつに来た」と突然訪問し、「屋根瓦がずれているので無料点検してあげる」「このままでは瓦が落ちて隣家に迷惑がかかる」などとせかして不安をあおり、望まない工事をその場で契約させる手口だ。
警視庁生活安全総務課によると、悪質リフォーム業者の特徴は、
(1)地区ごとの営業担当者が手当たり次第に一戸建てを訪問
(2)親切なふりをして不安をあおる
(3)屋根工事の契約後、さらに外壁補修など追加工事を契約させる
(4)ワゴン車ではなく普通乗用車にはしごを積載
など。同課の二宮健課長は「突然訪問を受けても点検させたり契約したりせず、不審なら警察に相談してほしい」と話した。
202502/13
Uカットシール材充てん工法(可とう性エポキシ樹脂)
適切なUカット
外壁改修工事において比較的大きなクラックを補修し、再発を防ぐためにはクラックの幅を深さを10~15mm程度におあえて広げ、柔軟性のある材料で埋めることが必要になります。
ひび割れの幅と深さを広げるには、ダイヤモンドカッターや目地切と呼ばれる工具を使用し、可とう性エポキシ樹脂やシーリング材を充填し、樹脂モルタルで平滑に均します。
画像はUカットの様子です。
出隅の部分ということもありダイヤモンドカッターでは角が削れてしまわないよう目地切材にてUカットを行っています。
施工後目には見えなくなってしまう処理がクラックの再発を防ぐことになる大切な工程となります。
202502/10
高圧洗浄にも色々
塗装工事の基本は高圧洗浄です。
下塗り材の素材に対する密着力は下塗り材の種類にもよりますが、下地自体に脆弱な塗膜や汚れが残っていれば下塗り材の機能は全く意味をなさないからです。
そして、高圧洗浄で大切なのが、洗浄機自体の圧力と洗浄技術です。
また、ご近隣の配慮として飛散防止や騒音(防音)対策があります。
ホームセンターで市販されているケルヒャーの高圧洗浄機が7~8Mpaのものが多いのに対し、弊社では、ワグナー製の防音型 圧力15Mpaの洗浄機を1~2台使用しています。
騒音や洗浄水の飛散でご近隣からクレームになってしまえば十分な作業はできないですし、洗浄が不十分であれば塗膜の密着不安が残ります。
あらゆることに通じると思いますが、仕上がった際に見えなくなる下地処理が重要な工程となります。
価格的なお話をさせて頂きますと、 高圧洗浄と一言で言っても、どのような機材を使用し、何人でどれくらいに時間をかけるかというのは業者によって異なりますので、見積項目に、記載されている単価のみを比較しても、どちらが本当にお得なのかを判断することができない理由はここにあります。
202502/08
屋根足場
安全性と施工品質第一義
先日フローリング再生塗装に携わらせていただいたお施主様より外装塗装のご依頼を頂き本日より工事着手となります。
弊社では、安全性と施工品質上より6寸勾配以上の屋根は屋根足場をかけることを前提に見積させて頂いております。
お施主様によっては屋根足場をかけない業者と比較し、屋根足場の費用分を指摘されることがあるのですが、施工品質や安全性を犠牲にして価格を落とすようなことは致しておりません。
様々なの職人の品質を確認し、足下がおぼつかない状態で施工した品質では適正な施工にはならないことを知悉しているからです。
職人は機械ではなく、心をもつ人間なので、不安定な状態で作業を強いられることに反発もありますし、その反発は施工品質に反映もされます。
自社職人であればすぐに感知され修正することができますが、下請け職人になると不満や反発を表に出さないことが多いので気付かないことも多いでしょう。
何より、弊社では施工品質を落とし価格の安さ訴求することはお施主様も望んでいないと考えているからです。